2児のパパライターの「子育て」と「写真」と「仕事」

新丸子の喫茶店で知り合って交際4カ月で結婚した夫婦の記録

自分の育児が認められた気がした

できて当たり前。やって当たり前。
ちゃんとできても、ちゃんとやっても、褒められることはないのが育児。

いきなりネガティブな書き出しからブログを書いてしまったが、これは僕がこれまで約6年の育児経験で得た学びだ。

「親になる=完全無欠のスーパー人間」だと思われている?と思ってしまうくらい、世の中から求められるレベルが高い。きっと、お子さんのいる読者さんは、共感してくれるのではないかと思う。

子育てでやっていることは、地味なことばかりだ。

たとえば、

・気温の変化を把握して半袖にするか、長袖にするか、長袖にするにしても薄めの服にするかを決める。
・朝の機嫌や行動で体調をチェックする。
・朝ごはんを準備し、子どもが興味津々の話題(我が家では長男が恐竜、次男がトミカ)に耳を傾ける。
・「保育園に行かない!」の登園しぶり攻撃を受けながらも送り迎えをする。
・お熱コールではやめにお迎えに行くと同時に仕事のスケジュールを組み替える。
・このやばすぎるくらい暑い夏に熱中症にならないように室温に気を配り、水分を意識して飲ませる。
・子どもの体調がイマイチの場合、病院に行くかどうかの判断を素早く下す。
・歯磨きをしっかりする。

などだ。挙げれば切りがない。これらを仕事と家事と並行して行うのだから目が回る。

上に挙げたことはどれもとっても地味だ。地味ゆえに、あまり注目されない。しかも、どれも単純なことなので、仕事よりも簡単で、大したことがないと思われがちだ。まあそうだろう。複雑なコードを書くよりも、半袖か長袖かの決断をする方が簡単だろう。服装の判断に資格もいらない。

しかし、やって当たり前、できて当たり前だと思われすぎると、ちょっと悲しい。いや、けっこう悲しい。

「すごいですね!」なんて言われると、嬉しい気持ちになる。親になったって、人間だもの。褒められれば、嬉しい。


9月12日、僕は次男の2歳6ヶ月健診に行ってきた。2歳6ヶ月健診とは、幼児の歯科健診のことだ。

口の中に汚れがないか、歯並びはどうか、噛み合わせはどうか、何よりも虫歯はないかなどを歯科医に診てもらうのが目的だ。

受付を済ませて保健師さんからの歯磨き指導や虫歯になりやすい食べ物とそうでない食べ物の話を聞いたのだが、次男は最前列で「帰りたい」「遊びたい」と大声で言っていてバツが悪かった。

その後、別室で歯科医に次男の歯を見てもらった。ライトに照らされた次男の乳歯はどれも真っ白でキラキラと輝いており、それを見て僕は「綺麗だ」と声が出そうになった。

歯科医も同じことを思ったようで、「綺麗な歯ですね!奥歯も半分生えているかな」と言っていた。そして次の瞬間、「お父さん、歯磨きを頑張っていますね!引き続き、お子さんのお口のケアをお願いします」と言ったのだ。

あれ、僕は今褒められたのか!?

そう感じて、僕はめちゃめちゃ嬉しかった!

毎日の歯磨きって、地味な作業(語弊あり)なんだよ。親だって眠いから、正直に言って「面倒だな。今日くらいサボっても平気だろう」と僕の悪い癖が出そうになったことは何度もある。

でも「ダメだダメだ。虫歯になってします。歯磨きせねば」と自分を奮い立たせ、子どもたちへの歯磨きをしてきたよかった。

今日はいい一日だった。

 

お読みくださり、ありがとうございました。

薗部雄一

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母が帯状疱疹で入院した

「今日から一週間入院することになった。帯状疱疹になって、点滴が必要なんだって」

先日、母からこのようなLINEが入った。

このLINEが来る数日前に母が誕生日を迎え、ケーキと花を持って実家へ行ったのだけど、そのときには元気そうだった。それだけに、急な入院の知らせに僕は驚いた。

帯状疱疹とは、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気のことだ。
左右どちらかの神経に沿い、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じることから、この病名がついている。

水ぼうそうが治った後にもウイルスは体内にとどまる。免疫力があるうちは悪さをしないが、疲労や加齢などで体力が弱くなると発症する。

調べてみると、皮膚の発疹や水ぶくれよりも先に、痛みが生じることがあるという。ピリピリと刺すような痛みが走り、眠れなくなるケースもある。実は父が何度かかかったことがあるのだが、痛くて眠れなかったと話していた。とはいえ、一週間ほど安静にして回復していたので、母も同じように自宅療養ですむと思っていた。まさか、入院するとは…。

どうやら頭部に帯状疱疹があらわれ、顔面に麻痺の症状が出たことから、入院をして点滴を受ける必要があるらしい。神経が損傷されると回復後に痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」のリスクがあるためだ。

僕は子どもたちの写真やお見舞いの言葉を撮影した動画を母にLINEし、励ましている。早く元気になってほしい。

今回の母の入院で、僕は両親の老いを感じた。実は母の入院の数日前、父が腰をいためた。くしゃみをしたら、「あいたたたた…」となったようだ。幸いなことに大ごとにはいたらず、回復をしつつあるようだが、心配している。

 

お読みくださり、ありがとうございました。

薗部雄一

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ロイヤルホストの新作スイーツ「柿と栗」が美味しすぎる!

仕事の打ち合わせで、ロイヤルホストへ行ってきた。

長年の付き合いのある仕事関係者Aさんとドリンクバーを注文し、僕はブレンドコーヒーを淹れた。

テーブルに書類を広げて仕事の話を30分ほどした後、Aさんと僕はスイーツを注文した。お互いに甘いもの好きだ。

スイーツのメニューを見ると、季節限定のスイーツが載っていた。それを見ると、特集されているのは柿と栗だ。いかにも、秋らしい!

コンセプトは「秋を感じるマロンデザート」で、今日9月6日〜11月下旬までお店で食べることができる。

www.royalhost.jp

 

「秋を感じるマロンデザート」メニューは、以下の通りだ。

エントリーナンバー1 「秋の彩りパフェ〜柿と渋皮栗〜」
お値段は税込1738円。

金箔がトッピングされていて、なんだか豪華!

ロイヤルホストホームページより

素材は、以下の通り。

● 金箔パウダー
● ツイストチョコレート
● 渋皮栗
● ほうじ茶フィアンティー
● マロンクリーム
● 柿
● 渋皮栗アイス
● ほうじ茶クリーム
ピーカンナッツ
● 赤すぐり
● ほうじ茶メレンゲ
● シフォンケーキ
ホイップクリーム
● ほうじ茶ゼリー

 

エントリーナンバー2「渋皮栗と柿のブリュレパフェ」
お値段は税込1408円。

ロイヤルホストホームページより

柿がキャラメリゼされていて、カリッとした食感。
紅葉の葉がトッピングされています。

● もみじ※
● 渋皮栗
● 柿
クレームブリュレ
ピーカンナッツ
● 渋皮栗アイス
● マロンクリーム
● ほうじ茶クリーム
● レッドカランソース
ホイップクリーム
● ほうじ茶ゼリー

 

エントリーナンバー3「コーヒーゼリーモンブラン
お値段968円。

ロイヤルホストホームページより

● もみじ※
● 渋皮栗
● ほうじ茶フィアンティー
● マロンクリーム
● 渋皮栗アイス
● ほうじ茶クリーム
コーヒーゼリー
ホイップクリーム
● ほうじ茶風味ビスケット

 

このうち、僕がオーダーしたのはコーヒーゼリーモンブランだった。モンブランコーヒーゼリーも僕の大好物だからだ。

 

 

店員さんに注文をして5分ちょっと経過した頃だっただろうか。ついに、スイーツが来た、来た、来たー!!

仕事をするときには仕事に集中し、仕事が終わったらスイーツに興じる。緩急のメリハリがあって、よし!

栗とマロンクリーム、紅葉の葉の色合いが良すぎる。

さっそく味わってみると、マロンクリームはとっても柔らかくてスプーンがすっと入る。クリームからは、栗のほかにほうじ茶の味がする。

栗とほうじ茶ってなんでこんなにも合うのだろうか??

 


ちょっと汚い写りだが、スプーンでクリームをほじった後の写真だ。手前に見えるサイコロ形の物体がコーヒーゼリー。ぷるんぷるん♪

僕は一言も言葉を発することなく、夢中になってコーヒーゼリーを完食した。

Aさんは「渋皮栗と柿のブリュレパフェ」を頼んでいて、ほぼ無言でパフェを食べていた。人は美味しいものを目の前にすると、言葉を失うのだろう。

これから始まる仕事を頑張る。ありがとう、ロイヤルホスト

 

お読みくださり、ありがとうございました。

薗部雄一

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スーパーの季節感先取りのスピードに頭がついていかない

世の中で、最も季節感を演出してくれるのはスーパーマーケットだと僕は思う。
常に、ちょっと先の季節をお客にイメージしてもらい、購買活動につなげている。

 

しかし、「うーん、ちょっとはやすぎるな…」と感じてしまい、店内で僕は一瞬、混乱することがある。


そんな、どうでもいい話をブログに書いてみる。

 

8月は子どもたちの夏休みに加え、仕事が立て込んだためブログの執筆をサボってしまった…。 

 

8月31日、僕は休憩中に自転車に乗り、食材を買いにスーパーへ向かった。 少し前までは公園の前を通るとセミがうるさいくらいに鳴いていたのに、もう鳴き声はあまり聞こえない。 セミと入れ代わって、明け方と夜にはコオロギが歌を歌い始めている。 季節が夏から秋へと移り変わっているのを感じる。

 

しかし、それでもまだ8月。(このブログを書いたのは9月初旬だが、最高気温は30度を超えていて暑い)

 

最高気温は依然として30度を超えており、市からは熱中症アラートのお知らせメールが届いたほどだ。

 

セミが鳴かなくなっても、コオロギの存在を感じても、夏はまだ居座っている。 スーパーの近くの街路樹からは、ミンミンゼミが大音量でミンミンと泣いている。

f:id:efufunet:20230903215027j:image

 

空には積乱雲が漂っていて、夏らしい空模様を楽しめる。

 

f:id:efufunet:20230903215225j:image

 

そんな感じで、僕は夏の気分のままスーパーの自動ドアから入店したのだが、すぐに僕の頭は混乱した。

 

僕の目に飛び込んできたのは、「和栗」「安穏芋」「秋」などの文字がパッケージに書かれた商品の数々だった。 

それらに混じって、ハロウィンのランタンやゴーストなどのイラストも見えた。 スーパーの外では夏の勢いが強いのに、店内では秋色がかなり押し出されていて、僕の頭は「夏→秋」への切り替えがうまくできなかったのだ。

商売を考えると、季節を先取りすることは大切。 でも、個人的にはもうちょっと夏を感じていたい。
僕の頭は、まだ季節の変化についていっていない。 だって、ちょっと前、数週間前にはセミの鳴き声を聞きながら夏祭りに行って出店でかき氷を食べていたんだ。

時間が経ち、秋の空気に慣れてきたら、スーパーの秋感に頭が追いつくだろうけど!

 

お読みくださり、ありがとうございました。

薗部雄一

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息子たちと夏祭りに行ってきた!

出店、浴衣を着た人々、盆踊りの舞台に太鼓の音。
そうだ、これが夏のお祭りなんだ!

先日、僕は息子たちを連れてお祭りに行ってきた。小銭を持って会場に行くと、焼きそばやかき氷、からあげなどお祭り定番メニューの出店が出ていた。会場には美味しそうな香りが漂っていて、上の子は「あれ食べたい、これ食べたい」と目を輝かせながら僕にねだってきた。

上の子のリクエストで、かき氷を買った。味は、イチゴ。定番中の定番シロップだ。ほかには、唐揚げもいただいた。息子たちと祭り会場で食べた唐揚げは絶品だった。

そんな中、上の子が「お祭り、大好き!来たかったんだ」と言ったのだが、その言葉を聞いて僕はハッとした。

考えてみれば、子どもたち、特に上の子が大きくなってきてから夏のイベントに参加するのは初めてのことだった。

彼が1歳か2歳の頃、近所の公園では小規模ではあったが、毎年のように夏祭りが開催されていた。当時、上の子はまだ言葉をよく話せず、現在のように周りのことを理解できない年齢だったが、会場の雰囲気を味わって欲しくて僕はベビーカーを押して夏祭りに連れて行った。上の子は、全く覚えていないと思うのだけど。

上の子がしばらく夏祭りに来なかった理由は、新型コロナウイルス感染症の流行だ。

僕が現在の家に引っ越してきたのは、2019年秋のこと。翌2020年にはコロナの流行が始まり、4月には緊急事態宣言が発令された。

「密接」「密集」「密閉」の3密が呼びかけられ、人と会うことを控えるという前代未聞の事態に直面した。保育園も登園自粛や臨時休園の措置が取られるなどして、混乱に陥ったことを思い出す。

そもそも人と会いづらい状況ができあがったため、夏祭りや花火大会は軒並み中止となった。2020年に開催予定だったオリンピックすら1年延期になったのだ。

コロナ禍によって、夏の風物詩である花火もお祭りもない夏を何年も過ごした。僕が子どもの頃は夏には親や友だちとお祭りに行き、出店で焼きそばや焼き鳥を食べるのが定番だった。

小学校高学年や中学生になってからは、友人家族とバーベキューも楽しんだ。

それが僕にとっての「夏の過ごし方」だったのだ。

だが僕の息子たちは違う。新型コロナウイルス感染症によって、「人に会えない」状況がつくられてしまい、お祭りも盆踊りも花火大会も楽しめない夏を過ごさざるをえなくなった。

だからこそ先日、近くの広場で盆踊りの舞台が組み立てられている様子を見たときには、「我が家の近くでお祭りがあるのか!」と驚いた。同時に、「子どもたちとお祭りに行ける!」と心が踊った。

やっとお祭りに行けた。近所の公園で盆踊りのやぐらが組み立てられている様子を見たときには、自分の中で忘れていた何かを思い出した。

 

お読みくださり、ありがとうございました。

薗部雄一

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深夜に盗難ブザーが鳴るのは、やめてー!!

ぶーぶーぶーぶー!!!

な、なんだ!!

にゃ、にゃんだ!?

深夜1時頃のことだった。
僕と息子2人、計3人が寝ている寝室の外から突然鳴り響いた爆音に僕は驚いて目を覚ました。

隣で寝ていた長男は大きな音に恐怖して、「怖い!」と震えながら僕に抱きついてきた。

深夜に鳴り響いた大きな音は何か?

僕にはこの音に聞き覚えがあった。それは、車の盗難ブザーだ。盗難や車上荒らしをされそうになると大きな音を立てて犯人をびびらせ、何がやばいことが起こっていることを周りに知らせるために車に搭載されている機能だ。

このありがたい機能だが、困ったことに誤作動を起こすことがある。地震や雷の影響もあるし、猫が車体に当たってってこともあるらしい。

僕の住んでいるマンションの近くには駐車場があり、そこに停められている一台の車のブザーが深夜にけっこう鳴るのだ。

あるとき、夜中に雷が鳴りまくったことがあったが、その時には3回は誤作動していた。とはいえその時にはブザーより雷がうるさかったので案外気にならなかった。

その車の盗難ブザーは毎日鳴るわけではないし、誤作動を起こしてしまうのは、どうしようもないことなんだろうと思う。なので、文句の言いようがない。

とはいえ、深夜に突然大きな音が鳴ると冗談抜きでビビる。子どもたちは起きてしまうから、寝かしつけをやり直さないといけないしさ。

マジでやめてー!!

お読みくださり、ありがとうございました。

薗部雄一

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記念日を大切にすることで、交際時の初心を思い出す

妻と結婚をしたことで、一年の中で大切な日が増えた。
妻や子どもたちの誕生日、結婚記念日、そして、付き合った記念日だ。

その「付き合った記念日」が8月7日だ。2015年に交際を始めたので、丸8年が経った。

妻と一緒に食べた夕食

毎年思うことだが、これだけたくさんの人がいる中で妻と出会い、人生をともにできていることは奇跡だと思う。

僕が妻と交際を始めたのは、不思議な縁の連続の末のことだった。

近所の喫茶店の常連客同士として出会い、その後、お互いが意外にも近くに住んでいたことが判明。何かに仕組まれていたかのように、新丸子の路上で妻とばったりと会った。こうなると、自然とお互いを意識し始めた。

やがて僕の部屋で夕飯をともにする関係になり、8月7日に僕は妻に気持ちを伝えた。

交際前、友だち時代最後の日に食べたカレー(ゆで卵つき)

場所は僕の部屋で、時刻は深夜だった。そのときの様子は、「妻との出会いを振り返る24話のシリーズ」で書いた。

「気持ちを伝えるね」。

妻は「うん」とだけ言いました。 しばしの沈黙の間、僕はこれまでのひとつひとつの瞬間を思い出していました。

SHIBACOFFEEさんで知り合って以来、数々の偶然が重なってお互いの距離を縮め、僕は妻に恋をしました。

妻の言葉、存在にどれだけ力をもらい、挫けそうになったときに救われてきたかわかりません。

友達として接してきたけど、友達としてでは嫌だ!!!
僕は妻のことが好きだ!好きだ!好きだ!

そして僕は一言。ストレートに。

「好きです。付き合ってください」

僕はこの短い言葉に、妻に対する気持ちのすべてを込めました。

どんな結果でも受け止める。僕はそう思っていました。

妻との出会い(完)〜告白とプロポーズ〜 - 2児のパパライターの「子育て」と「写真」と「仕事」

あれから8年、妻と僕は結婚し、2人の息子たちがいる。新丸子で出会った女性と結婚し、子どもをもっているなど、10年前の僕は想像すらできなかった。

僕は妻との記念日を大切にしているのだが、それには理由がある。付き合い始めの初々しい気持ち、妻のことを考えるだけでニヤニヤし、目を見るだけでドキドキする感情を思い出すためだ。

どんなカップル、夫婦にも言えることだと思うが、2人の間にはいろんなことが起こる。僕らは2人の息子たちの子育てをしているが、育児中には予想もしないことが発生し、心の余裕をなくすことがある。僕の部屋で一緒にごはんを食べてドキドキしていたときの頃のようにはいかない。

しかし、よく考えると、そんな思いは妻と出会い、結婚したからこそ味わえることだ。記念日をお祝いすると、妻と出会ってから交際をするまでの初々しい感情が次々と蘇ってくる。

妻からのLINEがポップアップに見えると、嬉しくてたまらなかった

このことは、以前にnoteでこんなことを書いたことがある。

写真を見返すと、どんな気持ちでシャッターを押したのかを思い出すのだ。ドキドキしながら妻とデートしたこと、ケンカしてちょっと険悪になったこと、妊娠したとわかって親になる重圧を一緒に感じたこと、息子が無事に生まれて泣いたことなど。写真からさまざまな記憶と感情がよみがえってくる。どの写真も、僕にとっては宝物なんだ。

いま付き合い始めの人や、これからお子さんを考えている人に伝えたい。いま何でもないと感じる日常を撮った写真が、後になって夫婦の思い出話のタネになる可能性があることを。

妻との日常を写真に残す|そのべゆういち

 

見方によっては、交際記念日は、過去の1日に過ぎない。いまさら大切にすることのメリットはないかもしれない。

このような状況でも記念日をお祝いするのは、当時の感情を思い出し、何回も付き合い始めの頃を体験するためだと僕は思う。

 

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薗部雄一

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なぜか神社に呼ばれた気がして立ち寄った

理由はわからない。
でも、なぜかその場所に自然と足が向いてしまうことがある。

8月4日(金)朝、僕は子どもたちを保育園に預けた後、自転車で仕事へと向かっていた。

朝から気温は高く、日差しはものすごく強い。汗が頭から首に流れ、Tシャツは背中にかいた汗でびっしょりだった。

できるだけ急いで駅へ向かおうと足に力を入れてペダルを強く踏み込んでいたとき、僕の目に鮮やかな緑色が美しい木々が飛び込んできた。

通っていたのは住宅街。住宅の中にひっそりと佇む神社の木々だった。

この道は頻繁に通っているにもかかわらず、特に気にかけることもなく過ぎ去っていた。

しかし、今日はなぜか無視することができなかった。なんだか気になって、気になって、どうしても神社に行きたくてしかたがなくなったのだ。

見えない何かに僕はガツっと掴まれ、神社に吸い寄せられていたように感じられた。

気づくと、僕は神社の駐輪場にいた。自転車をしっかりと止め、財布を持って僕は鳥居へと歩みを進めた。鳥居で一礼した後、長い参道を歩いてお社へ向かった。

参道の両側には木が生い茂っていて、涼やかだった。セミの鳴き声を聞きながら、僕は緑にあふれる参道を歩いた。とっても、気持ちが良かった。

お社でお賽銭を入れ、礼と柏手を打ってお参りをした。

その後、僕は自転車に乗り、仕事へと向かった。

この神社にはかつてよくお参りに来ていた。

妻が長男を妊娠中にも来たし、次男が誕生後にもお散歩に来た。

しかし、いつの間にか、忙しさにかまけて足が遠のいてしまっていたことに気がついた。

もしかしたら、神社の神様が「ほんの数分のお参りをする時間のゆとりを持ちなさい」と僕にメッセージを送ってくれたのかもしれない。

どうやら、8月4日は、とっても運気が良い日らしい。

今元気で生きていることに感謝をして、時間にも気持ちにもゆとりを持って生活をしたいと思う。

 

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薗部雄一

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雨の前に古傷がうずく

僕には、日常生活で役立つ能力がある。
それは、雨を予報できることだ。

7月31日、沖縄県台風6号が発生したとニュースで見た。台風は強烈な低気圧のことだ。僕の体は、この低気圧の変化に敏感らしい。実際、台風発生のニュースを見ていなかったにもかかわらず、天気が崩れることや雨が降ることを予想できた。

さらに、僕が住む首都圏では8月1日、ゲリラ雷雨に見舞われた。昼間でも、稲妻がすごかった。

twitter.com


雨の予測は、僕が気象予報士の資格を持っているわけでも、自宅の庭に百葉箱を置いて温度や湿度を記録しているからできることではない。


僕に雨の予報を助けてくれるもの。それは、頭の傷である。俗に言う「古傷がうずく」ってやつだろう。

なぜ僕がこんなふうになったかを詳しく話すと長くなるので、かいつまんで説明する。

頭蓋骨に穴を開ける手術をした

話は、29歳のときにまでさかのぼる。現在、僕は39歳なので、10年前のことだ。当時、僕は慢性硬膜下血腫という病気にかかり、緊急入院をして、頭蓋骨に穴を開けて手術を受けた。

慢性硬膜下血腫とは、頭頭をぶつけることで、頭蓋骨と脳の間にある硬膜という膜の下に血液が溜まっていく病気だ。

少量の出血では異変は感じられないが、出血量が増えると、頭蓋骨と脳との間の空間が血液で満たされていき、脳を圧迫し始める。実は脳はとっても柔らかいため、圧力に弱いそうだ。MRI検査を受けたところ、僕の左側側頭部の下に溜まった血液が脳を右側にぐいっと押している様子が見てとれた。変形した自分の脳を見て、僕は恐怖心を抱いたとともに、「こんなに形が変わっても生きていられるってすごいな」と人体の強さを感じた。自分の体を頼もしく思えた。

この状態をどうにかするには、血液を取り除くしかなかった。僕は側頭部の頭皮にメスで切開し、頭蓋骨をドリルで穴を開けて、そこから血液を吸い取る手術を受けた。

人に話すと驚かれるのだが、この間、僕にはずっと意識があった。おそらく僕の意識があるかを確認したかったのだろう。先生たちはごく自然に僕に話かけた。頭に相当の違和感を抱いたものの、麻酔が効いていたので痛みはない。僕は普通に声を出して医師の呼びかけに返事をした。手術中に流れていたBGMは、三代目J Soul Brothersの「Best Friend's Girl」だった。当時務めていた会社の同期とカラオケでよく歌っていた曲だ。


www.youtube.com

 

術後に感じた体の変化

手術はうまくいき、先生たちのおかげで、僕は回復した!

しかし、メスを入れ、頭蓋骨に穴を開けたわけなので、多少なりとも体はダメージを受けた。大きな変化は、雨が降る前に傷口あたりがずきんずきんと痛むとともに、顔の左側が重たく感じるようになったことだ。そして、左目を開けづらくなる。

手術を受けてから10年が経つので強い痛みはもうないが、左側が重たくなったり、ピリピリとする感覚は今でもある。このピリピリした感覚を覚えると、天気が悪化したり、雨が降ったりする確率が高い。

不思議なのは、台風が上陸する前には痛みをあまり感じず、はるか南方の海上で発生した際には強く感じること。どういう理屈かはわからない。


傷を負ったことで、以前よりも自分の体の声を聞くようになった

雨の前に体が反応するようになって何がいいって、傘を持参すべきかを判断できることだ。いや、冗談。もちろんそれもあるが、一番は自分の体調を考えて行動できることだ。頭がピリピリとし始めたら、「無理しちゃダメだな。睡眠を多めに取らなきゃいけないな」のように体をいたわるようになる。古傷があることで、前よりも体の声を聞くようになった。

見方によっては、無茶がきかない体といえる。しかし、無茶をしないから長持ちする体になったと僕は前向きにとらえている。20代のころは体力はあったものの、過密スケジュールをこなし、体を酷使していたからか、頻繁に体調を崩した。病院にばかり行っていた。ところが、30代になってからはほとんど体調を崩したことがない。いつも体は軽いし、筋肉もついてがっちりした体格になった。結婚して家庭を持ち、父親になった責任感を抱いていることも大きいだろうが、無茶をしない生き方にシフトしたことが要因だと僕は思っている。

 

お読みくださり、ありがとうございました。

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ヒヤリハット。運転免許証の更新を忘れかけた

5年に一度、やってくるものがある。
国勢調査ではない、運転免許証の更新*1だ。

更新しなければいけないことを忘れそうだが、各都道府県の公安員会から「更新のお知らせ」と銘打ったハガキが送られてくる。ありがたいリマインドだ。5月下旬に、僕はハガキを受け取った。

更新の猶予期間は誕生日の前後2ヶ月間ある。十分すぎる時間だ。優良運転者の僕は、30分の講習を受ければ更新は終わる。更新に必要な印紙を交通安全協会で購入し、指定サイズの写真を持参する必要はあるが、いずれもたいした手間ではない。にもかかわらず、僕は更新を忘れかけ、冷や汗をかいた。

僕の更新期間のデッドラインは、2023年8月1日。更新の必要性に気づいたのは、7月下旬だった。

免許の更新が僕の記憶から消えたのは、6月から始まった子どもたちのエンドレス看病と仕事で心のゆとりをなくしていたためだ。

2歳の次男は活発で体格がいいが、よく体調を崩す。まだ2歳なので仕方がないことではあるが、それでもほぼ毎週体調を崩し、2週間に一度は保育園を数日休むを繰り返されると、ちょっとつらい。

看病と仕事との並行にモヤモヤした心境は、この記事で書きました。

仕事と育児の両立なんて言葉を聞きますが、親を何年もやってきて、自分の努力だけではどうにもできないことがあると感じています。もちろん、スキルアップをしたり、時間管理をしっかりするなどのアクションは必要ですよ。 仕事と育児の両立を左右するもの、それは、子どもの体力!もっと平たく言うと、子どもがどれだけ保育園を休まずに行けるかです。 身もふたもないことを言ってるのかもしれません。しかし、正直に言って僕はこれが事実だと思っています。

仕事と育児の両立ができるかの鍵は、子どもの体力が握っているよね!? - 2児のパパライターの「子育て」と「写真」と「仕事」

 

7月は長男も体調を崩し、このブログを書いている7月31日も不調は続いている。そんなわけで、免許更新のことをすっかりと忘れてしまった。

ただ、結果として、更新期間内にハガキが送られてきたことに気が付いたのは奇跡だった。突然、頭に免許証の画像が浮かんで、「そういえば更新しなきゃいけなかった!!」と気づいたのだ。

余談だが、もし更新をし忘れると「失効」となるため、ちょっと面倒なことになる。海外旅行や長期入院といったやむをえない事情があれば、それを証明できる場合にはなんとかなる。問題は、「忘れた」や「忙しくて時間がなかった」などのケースだ。これらはやむをえないに該当しないので、各都道府県の警察のホームページを見て対応しなければならない。

*2通常は警察署でも免許更新が可能だが、失効すると免許センターで行う必要がある。住んでいる場所によっては免許センターが遠いため、なかなかな手間となる。

僕が住む神奈川県では、免許センターは横浜市にある「二俣川」にしかない。そのため、人によっては片道1時間半〜2時間かけて向かわなければならない。つらい。

お読みくださり、ありがとうございました。

薗部雄一

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*1:優良運転者や一般運転者の場合

*2:神奈川県の場合