九段坂の坂上から、九段下駅方面を眺めました。現在の田安門あたり、北の丸公園入り口から撮影しました。
以前のブログで書いたのですが、5月初旬に仕事で九段下へ行ってきました。
日本史好きな僕は、今の景色を見ながら、「江戸時代にはどんな風景が広がっていたのだろうな」と想像を膨らませるのが好きです。
さて、九段坂というう名前の由来ですが、昔は急坂で、なんと9段に分かれていたんだとか。
広重の浮世絵「東都名所坂つくしの内 飯田町九段坂之図」を見ると、けっこうな傾斜があることがわかります。江戸時代、現在の九段坂は九つの層があったそうです。それが、九段の地名の由来です。
九段坂の近くには、牛ヶ淵という堀があります。急な坂を上る荷牛が体力を使い果たして、ここの淵に落ちてしまったことに由来するんだとか。想像するだけでかわいそうですね。
九段坂の上は江戸時代、今で言う展望スポットでした。九段坂の坂上は、江戸時代には展望スポットだったんだそうです。現代でも九段坂の上は高台なので、少しは景色が見渡せます。でも、高層ビルに遮られてしまい、あまり遠くまでは見通せません。江戸時代には高いビルはなかったので、江戸城やさらに先の千葉の海まで一望できたかもしれませんね。歴史を感じると同時にちょっとしたロマンも感じられます。
お読みくださり、ありがとうございました。
薗部雄一
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