小1長男の影響を受け、神奈中バスにすっかりハマっています。
長男が小学校一年生になり、初めての夏休みを迎えました。小学校の夏休みは1ヶ月ほどあって長いので、親子で楽しめる遊び方としてバス旅を思いつきました。
本数が少ないし、混むからバスにはあまり乗らなかった
僕が住む地域の路線バスと言えば神奈中バスです。神奈中バスに乗るうちに、その魅力に気付いたわけです。
正直、夏休み前まで僕はバスにほとんど興味がありませんでした。月に一度駅まで乗る程度で、普段の移動は自転車か電車がメインだったからです。
なぜバスを避けていたのか。一番の理由は、本数の少なさです。自宅から一番近いバス停には1時間に2本程度しかきません。単純に計算すると30分に1本しか来ないので、時間の制約になる。それが嫌でした。あとは電車と比べて運賃が高いこととその割に交通渋滞で到着時間が遅れる可能性があることです。
意外とバスって良いんじゃないか!?
ところが、子どもの夏休みをきっかけにバスに乗るようになり、「バスって意外と楽しいかも!」と考えが180度変わりました。その理由をいくつか挙げてみます。
1. 気軽に乗れる
駅まで行く必要がなく、自宅近くのバス停から乗れます。駅前はたくさんの人が集まるので、ごちゃごちゃしがちです。対してバス停は住宅街や地元にあるので、とても気軽に乗車できます。
2. 快適な空間
夏場の自転車は暑すぎて体力を消耗しますし、駅まで歩くとホームに着く頃には汗だくですよ。バスなら入った瞬間にクーラーが効いた涼しい環境に身を置けます。しかも平日の昼間なら比較的空いています。
3. 新しい発見のきっかけとなる
バスに乗ることで、意外な発見がたくさんできました。たとえば、バスの車種によってブザーの形が違うんですよ。子どもはそういう細かい違いによく気づき、「パパ、なんでこないだ乗ったバスと違うの?」なんて質問をしてくる。ブザーの形の違いなんて、意識をしたことがなかったです。
また、バス停の案内放送で地元の店や施設が紹介されるんですが、「えっ、こんな店があったの?」という新発見もありました。そう考えると、僕は普段いろんな情報を見逃しているんですね。もっとアンテナを張らなきゃ!
普段は歩きか自転車で行く場所にバスで行くと、「こんなルートで行くんだ!」と新鮮な気分を味わえます。わざわざ遠出しなくても、地元で新しい発見ができるんです。
4.言葉を覚えるきっかけになる
それに、3歳の次男は社内放送を覚えて、発することができて驚きました。「バスにお乗りの際、PASMO、Suicaなど交通系ICカードをタッチされなかったお客様は〜」という放送を繰り返しています。
こうやって子どもは言葉を自然な形で覚えていくんだなと感じました。学校で習うのは、文法面で正しい日本語です。でも、普段の会話では、教科書に書かれている言葉を話すとは限らない。そう考えると、「交通系ICカードをタッチする」という表現は日常会話としてふさわしい!
デメリットはある。でも、子どもとの時間を得るためには!
一方で、バス利用にはデメリットもあります。物価高が続く中、運賃が高いのはつらいですよね。家計への負担は無視できません。でも、たまの利用なら許容範囲かなと思っています。
子どもとの乗車なら思い出作りに繋がります。数百円で、快適さと子どもとの素敵な思い出が買えると思えば、むしろお得かなって。
この夏休み、バスでの移動を通じて、子どもたちと新しい体験をたくさんしました。地元の再発見、快適な移動、そして何より子どもたちの笑顔。これらの価値は、運賃以上のものだと感じています。
お読みくださり、ありがとうございました。
薗部雄一
charoma0701@gmail.com
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