2児のパパライターの「子育て」と「写真」と「仕事」

新丸子の喫茶店で知り合って交際4カ月で結婚した夫婦の記録

記念日を大切にすることで、交際時の初心を思い出す

妻と結婚をしたことで、一年の中で大切な日が増えた。
妻や子どもたちの誕生日、結婚記念日、そして、付き合った記念日だ。

その「付き合った記念日」が8月7日だ。2015年に交際を始めたので、丸8年が経った。

妻と一緒に食べた夕食

毎年思うことだが、これだけたくさんの人がいる中で妻と出会い、人生をともにできていることは奇跡だと思う。

僕が妻と交際を始めたのは、不思議な縁の連続の末のことだった。

近所の喫茶店の常連客同士として出会い、その後、お互いが意外にも近くに住んでいたことが判明。何かに仕組まれていたかのように、新丸子の路上で妻とばったりと会った。こうなると、自然とお互いを意識し始めた。

やがて僕の部屋で夕飯をともにする関係になり、8月7日に僕は妻に気持ちを伝えた。

交際前、友だち時代最後の日に食べたカレー(ゆで卵つき)

場所は僕の部屋で、時刻は深夜だった。そのときの様子は、「妻との出会いを振り返る24話のシリーズ」で書いた。

「気持ちを伝えるね」。

妻は「うん」とだけ言いました。 しばしの沈黙の間、僕はこれまでのひとつひとつの瞬間を思い出していました。

SHIBACOFFEEさんで知り合って以来、数々の偶然が重なってお互いの距離を縮め、僕は妻に恋をしました。

妻の言葉、存在にどれだけ力をもらい、挫けそうになったときに救われてきたかわかりません。

友達として接してきたけど、友達としてでは嫌だ!!!
僕は妻のことが好きだ!好きだ!好きだ!

そして僕は一言。ストレートに。

「好きです。付き合ってください」

僕はこの短い言葉に、妻に対する気持ちのすべてを込めました。

どんな結果でも受け止める。僕はそう思っていました。

妻との出会い(完)〜告白とプロポーズ〜 - 2児のパパライターの「子育て」と「写真」と「仕事」

あれから8年、妻と僕は結婚し、2人の息子たちがいる。新丸子で出会った女性と結婚し、子どもをもっているなど、10年前の僕は想像すらできなかった。

僕は妻との記念日を大切にしているのだが、それには理由がある。付き合い始めの初々しい気持ち、妻のことを考えるだけでニヤニヤし、目を見るだけでドキドキする感情を思い出すためだ。

どんなカップル、夫婦にも言えることだと思うが、2人の間にはいろんなことが起こる。僕らは2人の息子たちの子育てをしているが、育児中には予想もしないことが発生し、心の余裕をなくすことがある。僕の部屋で一緒にごはんを食べてドキドキしていたときの頃のようにはいかない。

しかし、よく考えると、そんな思いは妻と出会い、結婚したからこそ味わえることだ。記念日をお祝いすると、妻と出会ってから交際をするまでの初々しい感情が次々と蘇ってくる。

妻からのLINEがポップアップに見えると、嬉しくてたまらなかった

このことは、以前にnoteでこんなことを書いたことがある。

写真を見返すと、どんな気持ちでシャッターを押したのかを思い出すのだ。ドキドキしながら妻とデートしたこと、ケンカしてちょっと険悪になったこと、妊娠したとわかって親になる重圧を一緒に感じたこと、息子が無事に生まれて泣いたことなど。写真からさまざまな記憶と感情がよみがえってくる。どの写真も、僕にとっては宝物なんだ。

いま付き合い始めの人や、これからお子さんを考えている人に伝えたい。いま何でもないと感じる日常を撮った写真が、後になって夫婦の思い出話のタネになる可能性があることを。

妻との日常を写真に残す|そのべゆういち

 

見方によっては、交際記念日は、過去の1日に過ぎない。いまさら大切にすることのメリットはないかもしれない。

このような状況でも記念日をお祝いするのは、当時の感情を思い出し、何回も付き合い始めの頃を体験するためだと僕は思う。

 

お読みくださり、ありがとうございました。

薗部雄一

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