2児のパパライターの「子育て」と「写真」と「仕事」

新丸子の喫茶店で知り合って交際4カ月で結婚した夫婦の記録

息子たちと夏祭りに行ってきた!

出店、浴衣を着た人々、盆踊りの舞台に太鼓の音。
そうだ、これが夏のお祭りなんだ!

先日、僕は息子たちを連れてお祭りに行ってきた。小銭を持って会場に行くと、焼きそばやかき氷、からあげなどお祭り定番メニューの出店が出ていた。会場には美味しそうな香りが漂っていて、上の子は「あれ食べたい、これ食べたい」と目を輝かせながら僕にねだってきた。

上の子のリクエストで、かき氷を買った。味は、イチゴ。定番中の定番シロップだ。ほかには、唐揚げもいただいた。息子たちと祭り会場で食べた唐揚げは絶品だった。

そんな中、上の子が「お祭り、大好き!来たかったんだ」と言ったのだが、その言葉を聞いて僕はハッとした。

考えてみれば、子どもたち、特に上の子が大きくなってきてから夏のイベントに参加するのは初めてのことだった。

彼が1歳か2歳の頃、近所の公園では小規模ではあったが、毎年のように夏祭りが開催されていた。当時、上の子はまだ言葉をよく話せず、現在のように周りのことを理解できない年齢だったが、会場の雰囲気を味わって欲しくて僕はベビーカーを押して夏祭りに連れて行った。上の子は、全く覚えていないと思うのだけど。

上の子がしばらく夏祭りに来なかった理由は、新型コロナウイルス感染症の流行だ。

僕が現在の家に引っ越してきたのは、2019年秋のこと。翌2020年にはコロナの流行が始まり、4月には緊急事態宣言が発令された。

「密接」「密集」「密閉」の3密が呼びかけられ、人と会うことを控えるという前代未聞の事態に直面した。保育園も登園自粛や臨時休園の措置が取られるなどして、混乱に陥ったことを思い出す。

そもそも人と会いづらい状況ができあがったため、夏祭りや花火大会は軒並み中止となった。2020年に開催予定だったオリンピックすら1年延期になったのだ。

コロナ禍によって、夏の風物詩である花火もお祭りもない夏を何年も過ごした。僕が子どもの頃は夏には親や友だちとお祭りに行き、出店で焼きそばや焼き鳥を食べるのが定番だった。

小学校高学年や中学生になってからは、友人家族とバーベキューも楽しんだ。

それが僕にとっての「夏の過ごし方」だったのだ。

だが僕の息子たちは違う。新型コロナウイルス感染症によって、「人に会えない」状況がつくられてしまい、お祭りも盆踊りも花火大会も楽しめない夏を過ごさざるをえなくなった。

だからこそ先日、近くの広場で盆踊りの舞台が組み立てられている様子を見たときには、「我が家の近くでお祭りがあるのか!」と驚いた。同時に、「子どもたちとお祭りに行ける!」と心が踊った。

やっとお祭りに行けた。近所の公園で盆踊りのやぐらが組み立てられている様子を見たときには、自分の中で忘れていた何かを思い出した。

 

お読みくださり、ありがとうございました。

薗部雄一

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