2児のパパライターの「子育て」と「写真」と「仕事」

新丸子の喫茶店で知り合って交際4カ月で結婚した夫婦の記録

自分の育児が認められた気がした

できて当たり前。やって当たり前。
ちゃんとできても、ちゃんとやっても、褒められることはないのが育児。

いきなりネガティブな書き出しからブログを書いてしまったが、これは僕がこれまで約6年の育児経験で得た学びだ。

「親になる=完全無欠のスーパー人間」だと思われている?と思ってしまうくらい、世の中から求められるレベルが高い。きっと、お子さんのいる読者さんは、共感してくれるのではないかと思う。

子育てでやっていることは、地味なことばかりだ。

たとえば、

・気温の変化を把握して半袖にするか、長袖にするか、長袖にするにしても薄めの服にするかを決める。
・朝の機嫌や行動で体調をチェックする。
・朝ごはんを準備し、子どもが興味津々の話題(我が家では長男が恐竜、次男がトミカ)に耳を傾ける。
・「保育園に行かない!」の登園しぶり攻撃を受けながらも送り迎えをする。
・お熱コールではやめにお迎えに行くと同時に仕事のスケジュールを組み替える。
・このやばすぎるくらい暑い夏に熱中症にならないように室温に気を配り、水分を意識して飲ませる。
・子どもの体調がイマイチの場合、病院に行くかどうかの判断を素早く下す。
・歯磨きをしっかりする。

などだ。挙げれば切りがない。これらを仕事と家事と並行して行うのだから目が回る。

上に挙げたことはどれもとっても地味だ。地味ゆえに、あまり注目されない。しかも、どれも単純なことなので、仕事よりも簡単で、大したことがないと思われがちだ。まあそうだろう。複雑なコードを書くよりも、半袖か長袖かの決断をする方が簡単だろう。服装の判断に資格もいらない。

しかし、やって当たり前、できて当たり前だと思われすぎると、ちょっと悲しい。いや、けっこう悲しい。

「すごいですね!」なんて言われると、嬉しい気持ちになる。親になったって、人間だもの。褒められれば、嬉しい。


9月12日、僕は次男の2歳6ヶ月健診に行ってきた。2歳6ヶ月健診とは、幼児の歯科健診のことだ。

口の中に汚れがないか、歯並びはどうか、噛み合わせはどうか、何よりも虫歯はないかなどを歯科医に診てもらうのが目的だ。

受付を済ませて保健師さんからの歯磨き指導や虫歯になりやすい食べ物とそうでない食べ物の話を聞いたのだが、次男は最前列で「帰りたい」「遊びたい」と大声で言っていてバツが悪かった。

その後、別室で歯科医に次男の歯を見てもらった。ライトに照らされた次男の乳歯はどれも真っ白でキラキラと輝いており、それを見て僕は「綺麗だ」と声が出そうになった。

歯科医も同じことを思ったようで、「綺麗な歯ですね!奥歯も半分生えているかな」と言っていた。そして次の瞬間、「お父さん、歯磨きを頑張っていますね!引き続き、お子さんのお口のケアをお願いします」と言ったのだ。

あれ、僕は今褒められたのか!?

そう感じて、僕はめちゃめちゃ嬉しかった!

毎日の歯磨きって、地味な作業(語弊あり)なんだよ。親だって眠いから、正直に言って「面倒だな。今日くらいサボっても平気だろう」と僕の悪い癖が出そうになったことは何度もある。

でも「ダメだダメだ。虫歯になってします。歯磨きせねば」と自分を奮い立たせ、子どもたちへの歯磨きをしてきたよかった。

今日はいい一日だった。

 

お読みくださり、ありがとうございました。

薗部雄一

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