我が家には、5歳の長男と2歳の次男がいます。兄弟のいない僕にとって、息子たちの行動は格好の興味の対象です。
時に仲良く遊び、時に激しくケンカをする息子たち。
先日は朝6時台からリビングで息子たちがおもちゃを取り合っていて、2人は「これは僕のだよ!」「いやーだ」と大声をあげていました。
寝室の隣がリビングなので、僕よりも先に起きた息子たちが襖を開けて移動をしていたのです。
時にいたずらをするから、まったく油断ができません。
僕は一人っ子で育っているので、家にいるのは両親と僕の3人だけ。
両親との仲は良かったし、特に父とは休日にドライブに行ったり、買い物に行ったりして過ごしていました。
友だちともよく遊びましたが、自宅に戻ったら、ひとりで遊ぶしかありません。 息子たちのように、兄弟と一緒に遊んだ経験はないのです。 それだけに、じゃれ合っている息子たちの様子には強い興味あって、彼らの行動を見ながら「兄弟がいるってこんな感じなんだな」と感じています。
最近、長男と次男はよく一緒に遊んでいます。
ちょっと前までは次男が長男の遊びを邪魔して、長男が怒ったり泣いたりして、カオスだったのに…。
しかし、ここ2週間くらいで状況が一気に変わりました。 次男は長男のそばへ駆け寄り、「にいに、あそぼー!」「いっしょにあそぼー!」と誘います。それに対して長男は「いいよー!」と答えて一緒に遊び始めるのです。
次男は言葉を覚えてきて、自分の気持ちを言葉で表現できるようになっています。 次男が長男のことを「にいに」「○○くん」(長男の名前)と呼ぶ様子が可愛くて、たまりません!
かつては自分の世界を邪魔されて怒りまくっていた長男は、今では弟を気に掛ける優しい兄へと変貌を遂げました。
弟が怪我をしないように観察し、次男が危ないことをすると、「ダメだよ!」と大きな声を出して制止します。
また散らかったおもちゃを片付けるように促しますし、自分の遊びを中断してまで弟と一緒に遊んでくれます!
ところで、長男はカプラという知育玩具が大好きです。カプラは木製のおもちゃで、拍子木のような形をしています。重ねたり、並べたりして、いろんなものをつくれるのです。去年の夏、新型コロナウイルスにかかって保育園をお休みしたときには、カプラでよく遊んだっけな。
長男はお手本も見ずに頭の中にあるイメージを頼りに、建物をつくっていました。
長男曰く、「お化けから身を守る家」だそう。長男は怖い話が大好きなものの、怖がってトイレに行けなくなります(僕も小さい頃、同じでした!)なので、彼には身を守る空間が必要で、それをカプラでつくっているわけです。
よくこんなものがつくれるなぁ。
一生懸命につくったものなので、次男が「あそぼー」と言いながら近寄ったとき、長男は警戒する表情を浮かべました。でも、なんと長男は「こっちにおいで」と弟を手招きしたのです。
「壊されてしまうかもしれないよ」と僕が言うと、長男は「いいよ、またつくればいいんだから」とさらっと言ってのけました。 「またつくればいい」って、かっこいいな。
予想に反して、次男は長男の作品を壊すことなく、ドラえもんのぬいぐるみや信号機のおもちゃで遊んでいました。
その後、息子たちはなぜか抱き合っていたのですが、その姿が可愛いの、なんのって!! 写真に収めたかったですが、カメラを向ける前に離れてしまいました。
近いうちに、絶対に撮影してやるー!
お読みくださり、ありがとうございました。
余談ですが、カプラの横に写っている信号機のおもちゃは、こちらです。歩行者用と車両用がセットになっていて、「カッコー、カッコー」と音も本格的です。
薗部雄一
charoma0701@gmail.com
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