長らく正解だと信じていたことが、実は間違っていた。そんな経験はないでしょうか。
僕にもそのような経験があります。東京都の地名「亀戸」(かめいど)という地名があります。これを僕はずっと「かめど」だと思い込んでいていた。電車のアナウンスでも「かめいど」と言っているのに、決めつけが激しすぎて頭に入ってこなかったんです。
先日、僕は「亀戸」と同じような決めつけに気づきました。それは、京都発の老舗コーヒー店・イノダコーヒです。
きっかけは、ドリップコーヒーを買って写真を撮影したこと。ドリッパーに「京都の朝は、イノダコーヒの香りから」の文言が印字されているのですが、ファインダー越しに「あれ、コーヒ」と書かれているぞと違和感を抱きました。
「おいおい、コーヒーじゃなくて、コーヒとある。これは誤植だ」
と感じたものの、待てよ、パッケージをチェックしよう。外箱を見ると、なんとイノダコーヒと書かれています。
慌てた僕はホームページにアクセスしたところ、やっぱりイノダコーヒと表記されていました。
なぜだ、なぜだ、嘘だろう!
会社員時代、僕は東京駅北口側エリアである八重洲で働いていました。東京駅北口には大丸という百貨店があり、そこにイノダコーヒが入っていました。何回も行ったことがあるのに。ずっと僕は、イノダコーヒーだと思っていたのです。
お店の公式ホームページに記載がないのですが、どうやらかつて京都は「コーヒ」と表記していて、その名残のようです。
お読みくださり、ありがとうございました。
薗部雄一
charoma0701@gmail.com
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