2児のパパライターの「子育て」と「写真」と「仕事」

新丸子の喫茶店で知り合って交際4カ月で結婚した夫婦の記録

6歳長男からの「なんで神様は目に見えないの?」に頑張って答えた

子どもは時に、核心をつく質問をしてきます。端的に、ズバッと。

質問のタイミングがあまりにも突然なので、親としては何の準備もできておらず困惑してしまう。

土曜日の午前中、僕は息子たちと電車に乗っておでかけために、長男と時間、僕の3人で駅へ向かっていました。信号待ちをした際、6歳の長男からこんな質問をされました。

パパ、神様はなんで見えないの?

あまりにも突然の質問でした。うお、今か!しかも、なかなかに答えづらいじゃないか!?

前方の道路や信号を気にしていた僕は、長男から完全に不意打ちを食らいましたよ。

僕は「そうだねえ」と返しながら、息子にどう答えようかを必死に考えました。あれじゃない、これじゃないといろんなことをイメージしました。

息子の質問を聞き、僕が真っ先に浮かんだのは『星の王子さま』でした。

本の中には「大切なものは目に見えない」との名言が有名ですね!

そして、僕はこう答えました。

目に見えなくても、大切なことがあるんだ。神様が目に見えないのは、それを教えてくれるためだよ。


長男にはちょっと難しいかな…と思いつつも、息子たちと歩く僕が返せたベストな回答だったんですよ。

僕:車、人間、でんしゃ、トミカ、みんな目に見えるよね?パパやママのことも見えるよね?


長男:うん!


僕:じゃあ、これはどうだろう?保育園でお友だちが困っていたら、どうする?


長男:助けてあげる!


僕:そうだね。困っているお友だちにできることをしようとするのを優しさって言うんだ。その優しさがどんな形をして、どんな色をしているかわかるかな?そもそも、見ることはできる?


長男:見えない!


僕:そう、優しさは目に見えない。でも、優しさはたしかにそこにある。目には見えないけど、ちゃんとあるんだよ。


長男:うん!

 

車や自転車、歩行者に注意して歩きながらだから、この説明が限界だった^^; 拙い回答だったかもしれないけど、僕は「目に見えないことも大切にしてほしい」ことを伝えたかったんだ。

僕は約40年生きてきて、たくさんの煩悩に悩まされてきました。正直に言うと、僕は目に見えることを重視して、見えないことを軽視する傾向がありました。でもね、見えないことほど大切で、それがないと見えるものが手に入らない。それが真実だと僕は思うんだ。


目に見えないことのひとつに「信頼」があります。


信頼がなければ人間関係が築けない。人間関係が築けないと、生きづらい。友人、恋人、配偶者、仕事の仲間などが手に入るのは、信頼があるから。

仕事を依頼されるのは信頼があるからで、そうじゃないと報酬が得られず、お金を稼ぐことができません。

「この人は約束を守らない」「この人、大丈夫かな」なんて不信感を抱かれたら、何かを任せようなんて思えませんからね。

油断をすると、見た目、お金、持っているものなど見えるものに執着しがちですが、それらを手に入れているのは、見えないものを築いているからなんだよね。

ついつい、見えるものばかり意識してしまうじゃない!?そんな中で、目に見えないものにも目を向けて、大事にしてほしいな。

 

お読みくださり、ありがとうございました。

薗部雄一

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