2児のパパライターの「子育て」と「写真」と「仕事」

新丸子の喫茶店で知り合って交際4カ月で結婚した夫婦の記録

暑すぎてプールに入れないことに驚いた

先日、長男が今シーズン初めて保育園でプール遊びをした。

プール開きは7月初旬だったが、暑すぎてプールに入れたことがなかった。ほぼ毎日、最高気温は30℃台で、ちょっと歩くだけで日やけするほどの日差しがあったため、僕はてっきり、園児たちはプール遊びを楽しんでいたと思い込んでいた。

保育園にもよると思うが、各家庭と保育園との間では「プールカード」を使い、園児がプール遊びをして良いかの確認を行なっている。プールカードに記載する項目は、次ような感じだ。

各家庭→保育園:日付、体温、プール遊びの可否
保育園→各家庭:園児がプール遊びをしたかの報告

僕の長男が通う保育園では、「プール遊びの可否」と「園児がプール遊びをしたかの報告」は「○」か「×」で示す決まりだ。

保育園のお迎え時、僕はロッカーからプールカードを回収し、「今日は入ったかな?」と思いながらマークを確認する。しかし、不思議なことに、来る日も来る日も「×」ばかりだった。一時期は天気が悪く、雨が続いたことはあったが、基本的には毎日晴れていた。暑すぎてプール日和だと思っていただけに、僕は「なぜプールに入らないのか」と疑問に感じていた。

その理由は、暑すぎるから、なのだ。

熱中症アラートや熱中症指数の警戒や厳重警戒が発令されてしまったため、保育園が「外遊びは危険」と判断し、プール遊びを行わない選択をしたのだ。園児の安全を一番に考えるのだから、当然の判断だと思う。

プール遊びは、暑いからやると思っていたのだが、暑すぎて入れないだなんて…。

思い出すのは、僕が6歳だった頃だ。

当時も夏は暑かったが、現在のような命の危険を伴うような暑さはあまりなかったように記憶している。日中は暑くても、朝晩は涼しかった。僕の実家がわりと自然豊かな場所にあったからかもしれないが、網戸にすればクーラーなど要らなかった。

記憶は薄れているのだが、僕が6歳の頃、実家のリビングにクーラーはなかったと思う。今では信じられないが、夏でもクーラーをつける必要はまったくなかったのだ。8月でも、水温が低くて小学校のプールが開かなかった日もあった。この意味がわからない人がいるかもしれないので説明すると、当時は小学校のプールを在学生向けに開放していたのだ。父兄の同伴は必要だったが、無料だし、夏の午後のいい遊びになっていた。
 
念のため、気象庁のホームページで、僕が6歳だった1990年7月の気温を調べてみた。すると、最高気温30℃を超えた日は15日もあった!ちなみに、最高気温30℃を超える日は「真夏日」と言う。
 


一方で、2023年7月はどうかというと、19日時点で、最高気温が30℃を超えた日は16回もある。

最高気温が35℃を超える日を「猛暑日」と呼ぶのだが、1990年の7月には一度もなかった。ところが、2023年7月には2度もある。しかも、熱中症アラートなんて、1990年にはなかった。

今は、命の危険を伴うような暑さだし、外を少し歩くだけで熱中症のリスクがあるし、朝晩は全く涼しくない。さらに、電気代が高い!そう、電気代が高い。

暑すぎて虫網と虫かごを持って外に出るのもつらい。外遊びは熱中症のリスクがあって、気軽にできない。僕が子どもの頃と今とでは、同じ夏でも、暑さや過ごし方が全く違うことを痛感する。
夏休み、どうするかな。
 

お読みくださり、ありがとうございました。

薗部雄一

charoma0701@gmail.com

 

ライターの実績はこちらに掲載しております。

www.wantedly.com

 

noteで子育てや夫婦観、家族について思うことを書いています。

 

note.mu

 

記事のアイキャッチに使える写真を販売しているよ♪ 

snapmart.jp

 

インスタグラムはこちら→

読者登録はこちらからお願いします^ ^