数あるブログの中から私、そのべゆういち(@papayuyu0309)のブログをお読みくださりありがとうございます。
今日の神奈川県は一日中雨が降っていて、しかも真冬のように寒かった…。花粉症で苦しむ身としては恵みの雨で、いつもはくしゃみが止まらないのに、今日ばかりはほとんどくしゃみが出ませんでした。
まあですね、雨が降ると保育園の送迎のハードルが一気に上がります。全身レインコートを着て濡れないように完全装備ですよ。雨具を着ても雨で濡れるんですけどね。
午後5時27分だったかな。お迎えのためレインコートを着て、マンションの駐輪場に向かっていざ出発!と自転車をこぎはじめたとき、女性の悲鳴とガシャン!!という大きな音が聞こえました。
音のした十字路の方を見ると、なんと自動車と自転車が接触事故を起こし、自転車を運転している女性が道路に倒れ込んでいました。
これは助けなきゃいけない!!
僕は保育園に長男をお迎えに行くのも忘れ、事故現場に急ぎます。到着すると自動車の運転手さんが携帯で警察に事故を起こしたことを一生懸命に伝えていました。僕は道路に倒れ込んでいる女性に「大丈夫ですか??」と声をかけました。
幸いにして、女性は意識があり、「はい、大丈夫です」と受け答えをしてくれました。ただ事故にあったことによるショックで気が動転しており、寒さもあったのか、震えていました。道路の真ん中に自転車が転がっている状態でしたので、僕は自転車を起こして道路の端に止め、交通に支障がないようにしました。事故があった十字路は朝夕の時間帯に交通量が増えるため、いつまでも自転車が転がっていると二次被害を引き起こしかねないからです。
この頃には自動車とぶつかった女性は立ち上がり、傘を差して自動車の運転手さんと会話をしていました。事故直後は神経が高ぶっているし、体に何の痛みがないように感じがちですが、時間が経つとけがをしていたことに気がつくことがあります。ぱっと見は女性に大きな怪我はないように見えましたが、無事であることを心から願っています。
思いがけず事故現場を見てしまった後、僕は恐怖心を抱きました。あの十字路は保育園の送迎で毎日使う道です。特に夕方は見通しが悪くなるし、今日みたいな雨の日は、自動車の運転手も自転車の乗り手も視界が悪くなり、事故が起きやすくなる。自動車とぶつかったのは、あの女性ではなく、僕だったかもしれないのです。
実は出発前、ポストを見たら妻宛の封書が届いていたので、一度自宅に戻って妻にそれを手渡していたのです。この1分ほどの出遅れがあったことで、僕はあの自動車が通るタイミングで十字路に入っていたかもしれない。そう考えると、ゾッとしました。
僕は正直に言うと、自転車の運転に自信がありません。それゆえに、自転車の運転は慎重で、わりとゆっくりとこぐし、交差点では減速、停止、左右確認は神経質だって言われるくらい行っています。
それだけ気をつけているから、僕は自転車運転中に危ない目にあったことはほぼありません。そう「ほぼない」であって、「全くない」ではない。僕がどんなに気をつけていても、事故にあう可能性があるわけです。実際、僕は信号を守って走行していたのに、前方不注意の自動車が突っ込んできて、横からぶつかられそうになったことがあります。
僕は毎日、毎日、長男の保育園送迎を自転車で行い、無事に自宅で1日を終えられています。でもそれは、決して当たり前のことじゃない。ちょっと大げさな表現かもしれませんが、僕は毎日「事故にあう」「事故にあわない」という2つの可能性の中で生きている。つまり、無事でいられる確率は50%です。その50%の方に僕は該当し続けている。これは本当にありがたいことです。
毎日僕はこうして無事で夜を迎え、暖かい部屋でブログを書いている。隣の部屋には可愛い息子たちが時折寝言を言いながらスヤスヤと眠っています。
事故現場を目の当たりにしたことで、僕はより周りに注意をして歩いたり、自転車を運転したりしようと思ったとともに、いまこうして生きていることは当たり前じゃないことを痛感しました。
お読みくださり、ありがとうございました。
薗部雄一
charoma0701@gmail.com
noteで子育てや夫婦観、家族について思うことを書いています。
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