1月7日は七草粥を食べる日ですね(^^)
七草にはせりとかカブとかおなじみの野菜が入っていて、栄養があって消化にも良さそう。
それもそのはず、七草粥の目的が、お正月の贅沢な料理で疲れた胃腸をいたわるためだから!
ちなみに1月7日は「七草の節句」、または「人日の日」(じんじつのひ)と言われて、昔から七草を入れたお粥を食べる日になっていたんだよ。
日本には五節句というのがあるんだ。
五節句とは、江戸時代に「重要な行事」と定められた人のこと。
1月7日の七草の節句、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句、9月9日の重陽の節句、の5つね!
どの節句も一度は聞いたことがあるかもしれないね。
五節句の日取りを見て、もしかしたら「全部奇数じゃん!」と感じた人がいるかもしれません。
そう、その通りなんだよ!
これは20代のころ、裏千家茶道を習っていたとき得た知識なんだけどね、奇数は「陽数」といって縁起が良いとされているんだ。
なのでお客さんにお菓子を出すとき、お盆に乗せるお菓子の数は一つ、三つ、五つみたいに奇数だった。
奇数での盛り方を先輩や先生から教わったんだ。
9月9日の重陽の節句は、9と9、つまり陽数が重なるからそう呼ばれています。
ダブルで縁起が良さそうだね!
以上、豆知識でした。
そうそう、あっさりとしたお粥に鮮やかな緑色の七草( 白い野菜も混ざっているけど)という色合いは見た目にも爽やかで、僕は大好き!
だらだらしながら味付けの濃いお正月料理を食べた後の胃に七草粥 はとっても優しい感じがするよ。
おせちって、味が濃いからね!
しかもお酒やお菓子もポリポリ食べてしまって、胃もたれがすることも…。
ただですね、僕はちょっとひねくれていまして、こんなことを思うのです。
お粥以外の使い方はないだろうか?
なんといっても七草は、あのフレッシュなグリーンが魅力ですよ。
七草の緑色を生かし、かつ美味しい料理ができないだろうか…。
・
・
・
!?
ひらめいた!
これだっ!!
緑色→緑色のソース→緑色のソースで食べる料理→ジェノベーゼ
そう、ジェノベーゼソースにすればよいのだ!
七草と聞いてお粥が出てくるのは、一種の洗脳に違いない(おおげさ)
あれは「春のジェノベーゼセット!」 と自分に都合の良い解釈をして、善は急げだ、いざ調理!!
ここからはちょっと真面目にレシピを書くよ。
6年前、まだ会社員だったときに料理研究家を名乗っていまして。
レシピはよく書いていたんだ。
これはクックパッドに載せた料理なんだけど、とても好評で、レシピ本に載せてもらったこともあります。
材料(2人分)
パスタ(1.6mm)・・・・ 200g
春の七草セット・・・・・ 1パック
オリーブオイル・・・・・ 大さじ6
ニンニク・・・・・・・・ 1片
塩 ・・・・・・・・・・適量
抹茶 ・・・・・・・・・小さじ1/2(よく濾す)
上に書いた材料を揃えて、こんな感じでつくってみた。
・春の七草セットをざるにあけてよく洗い、 キッチンペーパーで水気をふき取る。
・七草とニンニクを包丁で細かく切り、 フードプロセッサーにグイーンとかける。
・七草とニンニクが細かくなったらオリーブオイルを入れて、 ドロドロになるまで再度フードプロセッサーにかけ、塩で味を調えよう!
ソースの準備ができたらパスタをゆでて、 ゆであがったらパスタのお湯をよーく切って、 深めのボウルにイン!
さっきつくった七草ジェノベーゼソースとよくあえて、 お好みでなんだけど、お抹茶をよーく濾して( ちゃこしでいけるよ)ソースにまぶします。
抹茶を入れると緑色の色味が増すし、見た目にも鮮やかになる!
写真見てみてよ!
とーっても、さわやかな感じがしない?
個人的な発見なんだけどね、 仕上げにお抹茶を少量加えることで七草の青臭さが和らぐんだ。
お粥が苦手な人や僕みたいに「何か面白い食べ方はないか?」 と思うような人は、ぜひやってみて!
でもジェノベーゼで食べることで、 七草粥の目的である胃腸をいたわることができるのかね…。
そのへんは僕にはわからないや(汗)
まあ、美味しいと思うものを楽しく食べたら、健康によさそう! な気がする。
今年も健康で過ごすぞー!
そのべゆういち
charoma0701@gmail.com
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