あけましておめでとうございます!
大晦日には紅白歌合戦ではなく幼児向けYouTubeを見て、ぐりとぐらの絵本を読んで眠り、新年を迎えました。
朝は長男を連れて広い公園に行き、そこで思い切り走り回ることから今年の活動スタートです!
心地よい冷気が頬に当たるんだけど、なんだか気持ちを引き締めてくれて僕は冬の朝散歩が好きなんだ(^^)
もともと朝が苦手なので、シャキッとするために家の近くをパジャマで歩いて冷たい空気を吸うのが日課!
そんな感じで始まった2021年ですが、お正月といえばなんといってもお雑煮です!
お餅が好きだからということもあるのだけど、地域によっておだしや具が違うことも面白くて興味を引くんだ。
僕は神奈川県の出身だけど、汁はおすましで、肉は鶏肉か豚肉が多い。
ちなみに僕が生まれ育った神奈川県綾瀬市は高座豚と呼ばれるブランド豚の産地なので我が家では豚肉のお雑煮がメイン!
全国のお雑煮の中でも、とりわけ僕が大好きなのが博多雑煮です。
博多は僕の実家から約1000キロ離れているし、福岡出身の人と接する機会は本当に少なかったのどけど、20代半ばから不動産会社に務めたことがきっかけで博多雑煮に興味を持ったんだ!
あごと呼ばれるトビウオのおだしに鶏肉とぶりを入れ、丸餅と一緒にいただくのだけど、鶏肉とブリって僕が好きな食べ物トップテンなのね!
博多雑煮について自分で調べて、一人暮らしの部屋でつくってみたこともあった!
そんなわけで今年も材料を揃えて博多雑煮をつくって、家族にふるまったんだけね、お雑煮食べながら博多に初めて行ったときのことを思い出しました。
20代のころ、僕は不動産会社で広報のようなことをする部署にいて、全国主要都市の賃料や需要などについてのレポートを書く仕事をしていたんだ。
考えてみたら、当時から書く仕事をしていたんだね。
ライター、編集者として自営業をする基礎をつくった礎となった時期だったのかもしれないなぁ。
主要都市の中には福岡も入っていて、九州新幹線が開通するとか、博多阪急ができるとか、街の開発や話題についての情報を毎日チェックしていました。
自分では調べきれないことは福岡支店の人たちが教えてくれてね、現地の人だから知っている情報がいつも手に入る環境にあった。
そんな日々を何年も送っていたので、なんとなくだけど、博多からキャナルシティ、天神、赤坂みたいに博多駅から福岡城あたりまでの地理はイメージできていたんだ。
博多駅近くにバスターミナルがあるんだけどね、航空写真で見たときはヨドバシカメラかと思ったよ。建物のつくりや形がヨドバシカメラに似てるから、ホント!
僕が初めて博多に行ったのは、2014年11月21日金曜日のこと。
北九州のお取引先とゴルフをすることになって、心の底から嫌だなと思いながらも、上司の誘いだからなぁと思いながら向かったんだ笑
ゴルフは仕方ないけど、よりによってなんで九州でやるんだよと思ってまったく乗り気じゃなかったんだ。
日中は東京で仕事をして、夜の羽田発の便で福岡空港へ飛びました。
クリスマスが近い時期だからかな、博多駅はライトアップされていて美しくて、駅の周りを少し散歩して福岡の空気を吸ってみたよ。
たださ、こんな綺麗なところをたったひとりで歩くなんて寂しいなと思ったよね…。
周りはカップルばかりなんだもん。
僕はひとりぼっち…。
そんな虚しさを感じながら新幹線で小倉に行き、さらにモノレールで何駅がいったところにあるホテルにチェックインをして、お酒を飲んで寝たよ。
そして翌朝は見事に寝坊して、ゴルフ場到着がギリギリだったというね…。
起きたとき時間を見て焦ったなぁ。飛び起きて準備をして会場に向かった。
ゴルフは下手すぎて空振りばかりだし、グリーンを誰よりも走ってヘトヘト。
でも天気は良かったし、空気は美味しいし、お客さんが優しかったのが救いでしたよ。
それからちょうど1年後。
僕は再び博多駅に来て、駅前のイルミネーションを眺めていました。
同じ場所と同じ景色なのだけど、ひとつだけ違うのが、僕の隣には妻となる女性がいたこと。
手を繋いで、ライトアップされた博多駅を見ていました。
そのときのドキドキした気持ちは、いまでもはっきりと覚えてるなぁ。
これは滞在先のホテルで髪をセットしている妻の写真なのだけど、美しすぎて胸が高鳴ったよ…。
なぜ博多駅に来たかと言うと、結婚挨拶のためだったんだ。
妻は博多出身で、妻の実家に2人で向かう途中に博多駅にきたってわけ!
ワクワクもしたけど、それ以上に緊張していたな…。
「お嬢様を、僕にください」
なんて僕が言うの??なんかイメージできない!!
小っ恥ずかしいような、照れるような、そんな気持ちで落ち着かなかったなだ。
しかもね、当時の僕はわけあって仕事が不安定で、ふつーに考えるのと結婚が適してる状態じゃなかった。
恋愛や結婚に極めて向かない時期だったと思うよ。
でも不思議と交際と結婚に迷いがなくて、この女性といっしょに人生を歩みたいという強い願望しか僕は持っていなかったんだ。
このことは馴れ初めを書いたブログに載せているから読んでね!
そしていよいよ、義両親に挨拶をするときがやってきた!
ドキドキしながら妻のご両親と妹さんに対面…。
僕が義両親に伝えたのは、「お嬢様と結婚するそのべゆういちです。よろしくお願いします」
お嬢さんをくださいとか、幸せにしますではなくて、はなから結婚します!と言ってしまったのね。
だって緊張して頭がまっしろで、その言葉しか僕の口から出てこなかったから。
義母が「ふふっ!」と笑っていたよ!
その後はみんなで食事をして、こうして僕の最初で最後の結婚挨拶が和やかに終わりました。
妻は女3人、男1人の4人兄弟の2番目。
僕の姿形が弟さんに似ているようで、義母とはすぐに打ち解けたよ。
いまでも「ゆうちゃん」と言って、よくしてもらっている。
あるとき、僕が「博多雑煮が好き」だと言ったら、つくってくれたことがあってね。
義母と一緒にスーパーで、鶏肉のぶつ切りとブリ、丸餅を買いにいったなぁ。
妻の実家ではブリを焼いて雑煮に入れてくれたんだけど、汁に香ばしさが出てとっても美味しかった!!
義両親とビールで乾杯しながらいただく博多雑煮が格別で、家族っていいなと感じたよ。
縁あって出会った妻と家族。
僕にとって大切な存在だと、博多雑煮を食べながらあらためて思ったよ。
家族になってくれて、ありがとう。
そのべゆういち
charoma0701@gmail.com
noteで子育てや夫婦観、家族について思うことを書いています。
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