2児のパパライターの「子育て」と「写真」と「仕事」

新丸子の喫茶店で知り合って交際4カ月で結婚した夫婦の記録

パパが子どもたちに伝えたい"たったひとつ"のこと

ブログをお読みくださり、ありがとうございます。

 

そのべゆういち(@papayuyu0309)です。

 

自宅から3歳8ヶ月の長男が通う保育園までは、自転車で片道15分かかります。

 

夏は汗びっしょり、冬は寒いんだ、これが!

 

住宅街をずっと進むのではなく、途中には坂道があって長男は「道路のすべり台だー!」と言って楽しんでいるし、幹線道路ではトラックやバス、カーキャリアなど大好きな車を見て興奮しています。

 

efufunet.hatenablog.com

 

少し遠回りをすれば踏切があって、あのカンカンカンカンとなる警戒音を聞くのを長男は楽しみにしています。

 

そんなわけで家から保育園までにはいろんなものがあるから、何にでも興味を持つ年頃の長男の目には、送り迎えの道が一種のアトラクションみたいに映っているんだろうなぁ。

 

長男が保育園に通い始めたのは、0歳10ヶ月のとき。

 

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そのころはまだ歩けないからベビーカーに乗せて送り迎えをしていたのだけど、長男が言葉を話せないうちから、花の名前や空の色、風の匂い、月の形など自然についての話題を僕は投げかけ続けていました。

 

通る道は毎日同じだけど、その道は毎日同じ状態ではありません。

 

天気は違うし、昨日まで蕾だった花が今日は咲いていることもある。」

 

これは最近撮った梅の花の写真。

 

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今年は暖かい日が多くて、昨年よりもなかなか咲かなかったので心配していました。

 

晴れの日の空の様子だって、いろいろなんだ。

 

快晴時の青い空があるでしょ。

 

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言葉で表すと「青い空」だけど、その青みは空気のすみ具合や季節で違ってくる。

 

雲の形や多さも日々変化しています。

 

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僕は小さい頃から自然が見せてくれる変化を見るのが大好きでした。

 

神奈川県の中央部にある綾瀬市が僕の出身地なのだけど、綾瀬は畑が多くて自然がたくさんあった。

 

空気も綺麗で夜には庭に出て空を見上げ、月や星を見ていました。  

 

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そんな育ちをしてきたからか、ついつい長男にも空や星、草花の美しさについて語ってしまう。

 

でもどんなに情熱的に語っても、相手が0歳だから当然反応はありません。

 

でも長男が1歳、1歳半、2歳と成長するごとに笑ったり、相槌を打ったり、返事をしたりするようになり、彼とコミュニケーションをとれるようになってきます。

 

保育園の送迎って時間的な制約になるし、「仕事が立て込んでるのに面倒だな」と感じることはあるのだけど、それでも入園から3年近く送り迎えをしているのは、長男と自然の変化を共有したいからなんだ。

 

自転車の子ども用座席から長男が「あ!お月さまがいる。半分だよ。○○くんが食べちゃったんだよ」と嬉しそうに語りかけてくる時間が好き!

 

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半月になった理由をお友だちが食べたからと表現する感性が僕は素敵だと思ったよ。

 

そうそう、最近の長男は夕焼けを見るのが好きです。

 

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保育園のお迎えは大体午後5時から5時半なのだけど、2月に入り日が延びたので、その時間帯はまだ空が明るい。

 

ちょうど西の空に夕焼けが綺麗に見えるんだ。

 

空がオレンジ色や赤色に変わったことを長男は不思議に思ったんだろうなぁ。

 

「パパ、お空がオレンジだよ」

 

と、まるで大発見をしたかのようなドヤ顔をして教えてくれます。

 

「すごいね!あれは夕焼けっていうんだ。保育園から帰る時間になると、お空がオレンジ色になるんだよ」

 

と僕は返します。

 

そんなやり取りを何回か繰り返すうちに長男は夕焼けが大好きになりました。

 

寝る前に「パパ、夕焼け見たい」と言って、夕焼けの写真を見せてとせがんでくるくらいです。

 

僕は長男のその感性を心から素敵だと思う!!

 

道端に咲く花を綺麗と思い、星や月を美しいと思う心の余裕は人生を豊かにする。

 

これは僕の考えであり、僕が長男と現在生後3ヶ月の次男に伝えたいたったひとつことです。

 

毎日忙しく生活していると、花や風の匂いや夜空を見る心のゆとりが生まれません。

 

心のゆとりが生まれないと気持ちがギスギスして自分も周りの人も大切にできないし、人生に幸せを感じにくくなると僕は思っています。

 

僕はかつて病気で転職先を数週間で退職し、無職になった時期がありました。

 

「◯◯会社の人」という肩書きがなくなり、何者でもなくなったと思い込んで落ち込んでいたとき、僕には自然を美しいと思える心があると気づいたのね。

 

efufunet.hatenablog.com

 

↑のブログには、日常のちょっとしたことに気が付き、それを楽しむことで得られる安らぎについてこんなことを書いていました。

 

療養生活で思ったのは、「いい気分にしてくれることは身近にたくさんあるんだな」ということでした。

朝日が美しいとか、小鳥のさえずりが聞こえるとかは、とるに足りないことだと思っていたんですよ。でも心身を休める生活を送る中で、そんな「とるに足りないこと」が自分をいかに幸せな気分にしてくれるのかに気がついたのです。

 

もちろん、仕事で大成功して昇進や昇給したり、欲しかった洋服を買ったり、行きたかった場所に旅行に行ったりしたら嬉しいですよね!

 

でも、それら以外にも、日常の「一見すると些細なこと」ことに感動することでも嬉しい気持ちになったり、幸せを感じられたりするのも事実なんだ。

 

今すぐにいい気分になれる!

 

僕は子どもたちに、その素晴らしさを伝えたいんだ。

 

きっと、どんな時代でも、「毎日楽しいな」と思えるから。

 

お読みくださり、ありがとうございました。

 

薗部雄一

charoma0701@gmail.com

 

noteで子育てや夫婦観、家族について思うことを書いています。

 

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