このブログでは、妻との日常と妻への愛情を綴っています。
僕らは川崎市にある「新丸子」という街にある喫茶店「SHIBACOFFEE」さんで出会い、様々な偶然が重なって付き合ってから4ヶ月で結婚しました。
現在妻は妊娠8ヶ月。僕はプレパパとなり、妻と子供への愛しさをあらためてかみしめています。
「妻との出会いを読んでみたい!」という方は、こちらをお読みください。
妻との出会い(1)~近所の喫茶店の常連客同士だった~ - いい夫婦net.~夫から妻へ送る愛と日常の一コマ~
今日は取材で四谷へ行ってきました。雲ひとつない空で、心地よかった。なんか久しぶりに都心に出てきた気持ちです。
駅併設のアトレではバレンタインのチョコが売っていて、女性たちで賑わっていました。美味しそうだったなあ(空腹)。
取材記事はこちらです↓
自己破産者は40代に多い! 高収入でも「中年破綻」に陥る人の3つの特徴 | 楽待不動産投資新聞
怒りは抑圧されやすい
「怒り」という言葉を聞くと、なんだかネガティブなイメージを持ってしまいませんか。だから「自分は今怒っている」と感じても、それは「良くないことだ」と思い込んで抑えてしまうことがあるのではないでしょうか。
でも怒りは、喜びと同じように、人として持っていて当然の感情のひとつ。大切な感情だと思うんです。
ここ1か月くらい、妻は怒りを表現するようになりました。こう言うと、何だか変な感じがしますね。「怒りを表現するようになったって何?」って。このブログを読んでいる人の周りにもいると思うのです。怒りを出せない人。
実際、妻は付き合い始めたころは怒りを出しませんでした。怒りだけでなく、自分を人にさらけ出すことが苦手なタイプだったのです。
それが徐々に怒りを出し始めるわけだから、初めは戸惑いました(苦笑)。
夫としては、妻が怒っている姿を見ると、
「あれ、俺何かしたかな。。。うーん。。。」
って思ってしまうかもしれない。
僕の場合は、過去数日間の自分の行動を振り返って、まずいことをしていないかを考えてしまいます。
男性って、目の前の女性が不機嫌になると、自分のせいだと決めつけてしまう傾向があると思うんです。しかし、実際には妻が不機嫌なことと、僕がしたことは無関係なことが多いように思います。
妻曰く、「何だかわからないけどご機嫌斜め」とのこと…。この「何だかわからない」のは曲者なわけですが(笑)。
こういうときは、夫としては、妻の不機嫌を受け止めることが大切かなと思います。
受け止めるについてはこちら。
内側に溜め込んでいる怒りを出し、本来の自分に戻る
怒りを頻繁に感じ、それを表現するようになるのは、変化の時期ではないかと感じるようになりました。妻はずっと自分自身を表現することを控え、自分のことよりも人のことを優先するタイプでした。
確かに出会った頃、妻は人のために何かをしようという意識が強かった。僕にはちょっと不思議でした。「え、自分のことは?」と思ってた。怒りや悲しみなど、内面に沸き起こる健全な感情にフタをして、一生懸命に表面で笑っていたのですね。これではつらい。
妻は怒りをちゃんと出せる今の方が、感情を押し殺していたころに比べると、表情が豊かになって美しいです。
例えば何か悪いものを食べたとき、下すだけ下して悪いものを出し切ると体がすっきりとします。発熱したときも解熱剤を使わずに出し切ると、発熱前よりも体が軽くなったという経験はあるのではないでしょうか。
怒りや悲しみも同様に、ちゃんと出し切るとスッキリとして、本来の姿になるのかモッしれないな。妻は今、これまでの人生で内側に内側に溜め込んできた怒りを出している最中なのでしょう。
妻が怒りを素直に表現できるのは、怒りというネガティブに捉えられがちな感情を安心して表現できる環境があるからだなと思っています。
妻が安心して感情を表現できる環境を作り、妻の感情を受け止めるのは夫の役割ではないかと僕は思っています。最初のころはできなかったけど、少しずつ少しずつ、妻の感情をサンドバックのように受け止められるようになっていると思う。
僕の経験
怒りを出し切って本来の自分に戻ると言ったのは、19歳のときの僕自身の経験によります。19歳のとき、血気盛んで2日寝ないで勉強・バイト・遊びができるほどのエネルギーがあったころ、僕は心のバランスを崩して休学、留年を経験したことがあります。
一言で言ったら、精神的なバランスを崩した結果、入院して治療を受けたんです。(実際はゆっくりと療養ですが)。
今の僕しか知らない人は、僕がかつてメンタル不調で苦しんだことなど想像もできないかもしれませんね。基本はマイペースだし。記念すべき20歳の誕生日を心理検査室で迎えたことを今でも覚えています。あのときはがっかりしたな。
僕が心のバランスを崩したのは、一人っ子であることにコンプレックスを抱えていたからです。
小さい頃から一人っ子であることが嫌でたまらなかったのですが、その悲しさや怒りを必死で内面に内面に押し込めていました。周りを悲しませたくない、認めたくない、一人っ子だと思われたくなくて、子供ながら必死に頑張っていたんだと思います。
その結果、僕は周りからの評判は良かったです。
それもそのはず!一人っ子に見られないように必死に振舞っていたのだから。
でもね、辛さをいくら内面に押し込めていても消えているわけではないです。抑え込んだ思いは、いつか表に出てくる。
19歳の時に押し込めてきた感情が出たのは、就活という人生の大きな転機で心身ともに疲労してしまい、一人っ子コンプレックスを抑える力が弱まったからでしょう。
毎日泣いたし、急に強烈な怒りが内面から湧き起こってくることが多くて、自分でも驚いた。
いやー、しんどかった…。5月に変調が出始めて、落ち着いたのが10月だから、半年間くらいかけて、それまで押し込めてきた膿のような感情を出し切ったことになる。
その結果どうかというと、それまでと違うものの見方をするようにしました。
一人っ子に見られないように生きるのではなく、一人っ子の自分を認めて生きる。頑張って疲れて、参ってしまうくらいなら、多少いい加減だっていいし、もっと自分を主体にして生きていい。怒りを出し切った後は本来の自分になって、格段に生き心地がよくなりました。
僕は妻からしたら、怒りを出し切って変化した先輩ということになるかなあ(エッヘン!)僕は10年以上前に似た経験をしたからこそ、妻を見守ることができるのかもしれません。夫婦とは、うまくできているなあと思う。
嬉しいこと、楽しいことだけでなく、怒りの感情も素直に出せるのは、夫婦関係として素敵だなと思います⭐️
お読みくださりありがとうございました。
薗部雄一
charoma0701@gmail.com
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