このブログでは、妻との日常と妻への愛情を綴っています。
僕らは川崎市にある「新丸子」という街にある喫茶店「SHIBACOFFEE」さんで出会い、様々な偶然が重なって付き合ってから4ヶ月で結婚しました。
現在妻は妊娠7ヶ月。僕はプレパパとなり、妻と子供への愛しさをあらためてかみしめています。
「妻との出会いを読んでみたい!」という方は、こちらをお読みください。
妻との出会い(1)~近所の喫茶店の常連客同士だった~ - いい夫婦net.~夫から妻へ送る愛と日常の一コマ~
妊娠中の妻の話を聞く
「男性脳」「女性脳」という言葉を聞いたことはありませんか?
男女の違いは体にだけでなく、脳にもあると言われています。一般的に男性脳は「解決」を、女性脳は「共感」を重視するようですね。
男性は論理的で冷静、目標をどう達成すればいいかを考える傾向が強い。普段生活するうえや仕事では役に立ちます。しかし妻が妊娠中には、男性脳の働きが仇になるケースがあります。
妊娠する妻をお持ちの男性の方。
男性脳は封鎖です!
理解しにくいものの最たるものは、「つわり」でしょうか。
妊娠初期に起こることで、吐きづわり、眠りづわりなど、いくつかの種類があります。決して病気ではありませんが、女性にとっては辛い時期です。僕の妻もつわりによる食欲不信や吐き気を経験しました。食事を摂ると胃の不快感や吐き気が起こり、辛そうです。
僕は隣にいて、妻がしんどいことはわかっていました。しかし悲しきかな。普段はこんなカワイイ器のプリンが好きなのに、
変なところで男性脳が始動します。
僕はこう考えていました。
愛する妻が苦しんでいる。僕に何ができるだろう?
まずやったことは、つわりについて調べることでした。すると、妊娠初期には起こることで、病気ではないことがわかります。
僕:病気でないなら大丈夫。時間が経てばおさまる。
妊娠7週のとき、妻は僕に対し、「気持ち悪い」「辛い」とよく言ってきました。吐き気や嘔吐の苦しみは僕も過去に経験があって理解できます。そんなときは、妻の背中を撫でたり、僕にできることを全力でやります。
しかし、それ以上妻から「苦しい」と言われても、僕ができることはありません。「病気ではないのだから時が解決するだろう」と思ってしまいまし、男性にとって、どうしようもできないことを言われるのって、困惑するものではないでしょうか?解決できないことを、どうこう言われるのは快いものではないのです。
ある朝、「気持ち悪い」と苦しみを訴える妻に向かって、
「つわりは病気じゃないから大丈夫だよ」
とストレートに伝えて、怒られたことがあります。
僕としては事実を伝えて安心させたい気持ちがあったのですが、妻としては事実かどうかは重要でなく、自分の苦しみに夫である僕が共感しないことに怒りをぶつけたわけです。
考えてみれば妻としては、つわりが病気でないことくら百も承知でしょう。自分の体に起こることですし、男性よりも、ずっと知識もあるはずです。そこをわざわざ冷静に伝えられたら腹も立ちます。妻の怒りに火をつけてしまいました。
以後、僕は妻に対して解決になる何かを伝えることを止めました。代わりに妻の話を「聞く」ことに徹しました。
妻にとって「苦しい」と伝える相手がいること、ただ抱きしめてくれる人がいることで、精神的な安心を得られるのは大きいです。妻が苦しんでいるときに、ただ隣にいて頭やお腹を撫でるだけで、妻の表情が明るくなる。それを見たときに、妻の辛さに寄り添うことの大切さを痛感しました。
そもそも、妊娠やつわりが病気じゃないなら、自分で何かをしようとするのがおかしいわけです。胎児の成長に応じて、妻の体には様々な変化が起こります。その変化に応じて、夫は妻を受け止める。それが一番大事なのではないかと感じました。
妊娠8週頃、妻から
「なんで女の人ばかりこんな目にあわないといけないの?」
とLINEが来たことがあります。夫としてはここで、「妊娠しているのだから仕方ないよ」などど返してはダメです。妊娠は女性にしかできないことですが、妊娠生活は夫婦一緒に取り組むことができます。妊娠中から妻にワンオペをさせるのは違うな、と感じた時期でした。
薗部雄一
charoma0701@gmail.com
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