ブログをお読みくださりありがとうございます。
薗部雄一です。
妻との出会いについて全24話にわたって書いています。
出会い編その9はこちら。
プラムゼリーを作る衝動に駆られた
7月12日(日)。この日は僕にとって忘れられない日となりました。
午前中、僕の大親友が武蔵小杉まで来てくれることになっていて、グランツリーの「白ヤギ珈琲店」に行く約束がありました。待ち合わせまでちょっと時間があって、ふと冷蔵庫を開けたらプラムコンポートを保存していた野田琺瑯の容器が目についたんです。
こりゃ作るしかないっ!
なぜか、プラムゼリーを作る衝動に駆られたんですよ(笑)。
粉ゼラチンをレンジで溶かし、コンポートのジュースに混ぜて容器に入れ、冷蔵庫に入れて出かけました。
交差点でバッタリ会う
友人と武蔵小杉で会ったあと、僕は中原図書館へ向かいました。
(友人とグランツリーの白ヤギ珈琲店にて)
東急スクエアの上階にあってアクセスは抜群。なのでこの頃、体調がいいときは中原図書館へ行って読書をして過ごしていたんです。
体に合わせ、できる範囲でお仕事をしています。三週にわたって療養をしていますが、思うのは仕事が好きだなぁということ。仕事というか、人に接し、困ったことは何か、どう解決するかを考えるのが好きだなぁ^ ^
本はもともと好きだし、たくさんの本に囲まれながら、静かな雰囲気の図書館でいろんな本を読みまくっていました。でもこの日は日曜日で、館内はたくさんの人で溢れてました。席はどこも空いていないし、特に読みたい本もないから、歩いて帰ることにしました。
武蔵小杉から新丸子に向かって歩いて帰り、新丸子交差点に差し掛かったとき、なんと妻とバッタリ会ったんです!
またか!?(同じ人とこんなにバッタリ会うもの?)
と感じるくらい妻とは路上でよくかち合いました(笑)。
もし図書館に寄らずに帰っていたら、
もし図書館の席が空いていたら、
この瞬間に妻とバッタリ会うことはなかったんです。
絶妙なタイミングだったと感じてます🎶
プラムゼリーの会話
僕はこのとき、朝に作ったプラムゼリーの写真を妻に見せ、「良かったら食べますか?」と気軽に言いました。
妻「食べたいです!美味しそうです❤️」
僕「では持って行きますよ!」
妻「ありがとうございます!」
そんな会話を交わして、プラムゼリーを妻の家に持っていくことになりました。
妻はランチの買い物にスーパーへ行ったので、僕は一人で家に戻りました。
ドアを開けてテーブルの前に座って思いました。
ゼリーを持っていく?????
持って行くというのは、
(ゼリーを)持って(家に)行くの略ですよね。
家に行く
家に行く
家に行く。。。
僕はちょっと照れました(照)。
一人暮らしの女性の家に行くなんて、ほとんど経験がありません。
このときの妻と僕の関係は友達でも恋人でもない、近所のちょっと仲のいい顔見知り
という感じだったので、僕は立ち位置がよくわからなかった。
緊張で汗をかきながら、僕はゼリーを持って行く準備を始めました。
冷蔵庫を開けるとゼリーがいい感じに冷えていて、ちょびっと試食をしたんですが、
むむむ、柔らかい。。。
ゼラチンの量が足りなかったため、プルプル状に仕上がってしまいました。
ま、いっか。(ここはポジティブな僕)。
ゼリーの柔らかさを気にせず、僕は準備を続けて、妻からの連絡を待ちました。
GOサイン、キターーーーーーーーーー!
もうすでに準備万端だったんで、すぐに家を出て妻の家に向かいました。
ついに妻の部屋へ入った
妻の部屋のドアの前に立ち、慎重に深呼吸をしてチャイムを鳴らしました。
こんなに真剣にチャイムを鳴らしたのは、生まれて初めてじゃないかと思うくらい、指に全神経を集中させて押しました。
実はこのとき、僕は迷っていました。一人暮らしの女性の部屋に入るのはよくない。ゼリーを渡したら、一緒に新丸子駅前のドトールに誘おうとも考えていたんです。
そうこう考えているうちに、妻がドアを開けてくれました。
平静を装いながらも、心の中はドキドキでどうしようもない状態で妻にゼリーを渡そうとしました。
妻「入ります?」
僕「はい!」
思いがけず、妻が中に入ることをすすめてくれたんです。
僕はすぐさま返事をし、靴を脱いで妻の部屋に足を踏み入れました。
妻に促され、リビングへと足を進めます。
コロンブスが新大陸を発見したときはこんな感動を
味わったのかと思うくらい、僕はワクワク、ドキドキしていました。
めっちゃ綺麗!
妻の部屋は整然としており、無駄な物が何一つない茶室のような空間でした。
テーブルと椅子のセット、洋服ダンス、ベッド。
リビングに置いてあったのはそれだけ。
僕の汚い部屋とは大きな違いがありました。
綺麗に片付いた部屋ってね、空気が澄んでるんですよ。まるで森の中のような。
僕も片付けよう!
と自分の部屋の片付けを決意しましたね。
お茶をだしてもらった
妻はお茶とお水、お菓子を出してくれました。あまりに嬉しくて、写真をパチリ。
(このブログを書いてて思うんですが、写真をこまめに撮っていてよかったなと。日付はわかるし、2人の歴史を振り返ることができて楽しい🎶)
このトトロのカップは結婚した今でもよく使っています。
妻が会社の事務さんからプレゼントしてもらったカップです。
こうして妻の部屋に思いがけず入った僕は、お茶とお菓子を飲みながら、妻と部屋で二人っきりで会話を始めました。
まさかこの後、この部屋で妻と一緒に暮らすようになるとは。このときには思いもよらなかったです。
お読みくださりありがとうございました。
出会い編その11はこちら。
薗部雄一
charoma0701@gmail.com
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