このブログでは、妻との日常と妻への愛情を綴っています。
僕らは川崎市にある「新丸子」という街にある喫茶店「SHIBACOFFEE」さんで出会い、様々な偶然が重なって付き合ってから4ヶ月で結婚しました。
現在妻は妊娠7ヶ月。僕はプレパパとなり、妻と子供への愛しさをあらためてかみしめています。
「妻との出会いを読んでみたい!」という方は、こちらをお読みください。
妻との出会い(1)~近所の喫茶店の常連客同士だった~ - いい夫婦net.~夫から妻へ送る愛と日常の一コマ~
僕は今年4月から「働き方」をテーマに記事を書いてきて、ずっと思ってきたことがあります。それは、
働くって、なんでこんなに辛いことなのだろう?
毎日、僕は多くのネットニュースやブログを読むほか、2ちゃんのまとめサイトとかガールズちゃんねるのようなコミュニティサイトにも目を通します。
ニュースのネタやサイトのトピックには、「仕事が辛い」という内容が目立ちます。それらの投稿に寄せられた書き込みを見ても、ひどい現状や、今の環境への不満、他人(自分よりも恵まれた環境にいる人)への痛烈な批判などがたくさんある。
景気が悪かったり雇用情勢も悪化していることもあって、最初は「社会がこうだから、仕方ないよね」と思っていて、特に気にならなかったのです。
でも時が経つにつれて、そうした書き込みに対して徐々に違和感を覚えるようになった。以来、冒頭で書いた通り、「働くことはなんで辛いのだろう?」と疑問に思ってきました。
ずっとわからなくて気持ち悪かったのだけど、その答えが自分の中で出た気がします。
そのきっかけになったのは、
僕はホットコーヒーとファッション誌(特にドマーニ)を読むのが好きです。女性誌って写真がたくさん載っていてカラフルでキレイだから!もちろん、新聞やビジネス誌にも目を通しますが、ニュースの内容って基本的に暗いじゃないですか。読んでて後味が悪い。
ある日お気に入りの喫茶店でドマーニをパラパラとめくり、モデルさんが着る服を見ていたときに、ふと思ったんですね。
働くことが辛いのは、自分のサイズに合っていない生き方をしているからじゃないか?
自分のサイズを知る シンプルだけど重要なこと
ドマーニに限らず、ファッション誌ではモデルさんの様々なコーディネートが載っています。
(ドマーニ試し読みページより)
紹介されている服や靴、装飾品はみんな素敵なものだと思うんです。さすがモデルさん!決まってる!!
でもね、「モデルさんが着て似合っている=自分にも似合う」かはわかりません。背丈、髪の色、顔の形など様々な要因がベースにあってはじめて「似合う」という結果が生じるのだと思うんです。それに、ただ似合うだけではダメ。サイズだって自分に合わないといけません。
例えば洋服の場合、雑誌を見て「これいいな!」と思ったら、お店に行って試着するというアクションを起こすと思うんですよ。そうやって、自分に似合うか、サイズはぴったりかなどを試すわけです。単純に、「モデルさんが着ていて素敵だったから、自分もこれを買おう!」と思ってOKではない。
働き方もファッション誌と同じじゃない?
モデルさんのコーデを「働くこと」に言い換えたら、たくさんの働き方や生き方の選択肢と言えると思う。ある人は派手に、ある人は地味に着る。明るい色も暗い色もあるでしょうか。でも、どれが良くて、どれがダメ、と決めることはできないのです。大切なことは、「自分に似合うのか」ということだと思うのです。
「仕事が辛いよ!」という思いのベースには、「本当は自分には合ってないのに、そうしなくてはならないから辛い」、つまり、「自分では似合わないとわかっているのに、着なければいけない」というジレンマが潜んでいるのだと感じるのです。
一般的には、大学や専門学校、あるいは高校を卒業後、企業に就職。そのまま数十年間働く、というコーデしか用意されていない。本当はもっとたくさんのコーデがあるはずなのに……。
「お前にはこのコーデしかない。着ろ!!!」
と言われても、
「え、ヤダ。こんなの似合わないんですけど」
というコーデだったら、嫌気がさすのは当然の反応です。
人によって、背丈も髪の色も、体型も、手足の長さも、みんな違う。洋服であれば、こうして雑誌を読んで自分に似合うものを探そうとするのに、働き方となると決められたやり方に自分をはめ込もうとするから、苦しくなる。よーく考えてみれば、みんな同じって、おかしいことだと思うのです。むしろ、「同じわけがないだろ」と疑うべきことだと思う。
仕事を楽しんでやる人は、自分にぴったりの服を見つけた人
仕事を楽しんでやっている人って、多分オシャレ! それは、高級な衣服を身につけているとかではなくて、自分にぴったりの服を着ている人のことを言います。
自分が着たいものを着て、満足している人だと思うんだ。言い換えたら、自分に合う仕事や働き方を理解して、それを選んでいる状態にある、ということ。
ちゃんと考える時間は必要なんだよ。どんな仕事や働き方が自分に合うのかなど、自分を見つめる時間が必要。寝る時間も食事の時間も取れないくらい忙しくしていたら、そうしたことを考えることもできない。
自分を見つめることをしないと、今流行ってること、みんながやってることが「いいこと」と思い込んで、条件反射的に真似してしまおうとする。まるで雑誌のモデルさんが着ている服を、試着もせずに買うようなものです。
自分に合わない服は、似合う人に着てもらう
答えはいたってシンプルで、「自分に似合う服を着ること」、つまり、「自分にできることをやること」。
自分にできないことは、自分に似合わない服だから、似合う人に着てもらう。自分にできないことは、できる人にやってもらえばいいだけのことなんだよね。
たとえば僕なら、「ビジネスモデルを考える」とか「マネタイズすること」「何かの仕組みを作ること」ことは壊滅的に自分に似合わない(向いていない)ことです。昨年、病気退職後にフリーランスをやったけど、見事に失敗しました。それは、服屋で「着てみたけど自分には似合わなかったなー」程度のことです。
それは僕がフリーランスをやれない、という意味ではなくて、ビジネスモデルを作ったり、マネタイズをきちんとやる人がいれば可能なわけ。それらを自分でやろうとすればするほど、うまくいかなくなる。だって似合わないのだから、いくら着ても無駄。
それらは僕の例だけど、中にはマネタイズが得意な人もいるし、仕組み作りがお茶の子さいさいという人もいる。仮にそういう人がガチガチ非効率な管理下で働いたら楽しくないよ、そりゃ。 「あー、もう出たいわ、こんな組織」って思うだろう。
仕事が楽しい人や結果を出している人は、自分に似合う服、すなわち自分の役割や特性、合った働き方を見つけて、それを選択している人なんだろうなと思う。「周りから見てカッコいいか」ではなくて、「自分に似合うか」で服を選ぶ。そうやって生きる人は、仕事も楽しいのではないかと。
ごちゃごちゃ書いたけど、 とどのつまり、働くのが辛い人は自己分析が甘くて、自分に合わない働き方をしていること、と言えるのかな。
お読みくださり、ありがとうございました。
薗部雄一
charoma0701@gmail.com
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