数あるブログの中から私、そのべゆういち(@papayuyu0309)のブログをお読みくださりありがとうございます。
9月23日、秋分の日。
「秋」の字が入る祝日であるものの、僕が住むエリアでは気温30度を超え、「夏さん、お帰りなさい!」と言いたくなる陽気でした。(暑くて近所を10分歩いただけで汗だく)
とはいえ、おそらく僕を含め、たくさんの人に「今の季節は何ですか?」と質問したら「秋」と答えるのではないでしょうか。
秋といえば、栗が美味しい季節。
生栗がスーパーや八百屋さんに出回る期間は短いので、「買おうかな、やめておこうかな」なんて思っていると店頭から消えてしまっているんですよね。
突然ですが、ここでクイズです!
日本で栗の生産量第1位は、どこだと思いますか?
正解は、
茨城県なんです。
県のホームページには、
茨城県は、栽培面積・生産量ともに全国一位を誇る栗の産地です。県内での栽培は、明治30年頃から始まったとされており、年間を通して穏やかな気候、通気性に優れた花崗岩質の土壌や黒土を多く含む土壌は、栗栽培に適しています。
(出典:いばらきの栗特集)
とあって、茨城県が栗栽培に向いている土地あることがわかります。
茨城県は、僕のご先祖様が住んでいた場所であり、父の故郷でもあります。そのべ家の菩提寺は水戸市の近くにあるんですよ。
父の兄弟姉妹や親戚がたくさん茨城県に住んでいるので、毎年秋になると栗を送ってくれるんです。生栗って意外と高いので、ありがたい!!
美味しそうー!!!!
みなさんは、栗をどんなふうに食べますか?モンブラン、パフェ、マロンクリーム。
僕はたいていゆで栗が多いです。鍋でぐつぐつと煮た後に包丁で縦半分に切り、小さめのスプーンでほじりながら食べるのが大好きです。
栗が放つ独特の甘い香りと実の甘さを感じると「秋だなぁ」と思えます。小さい頃、今は亡き祖父がゆでてくれた栗を食べたことを思い出します。
とはいえ今回両親から送られた栗の数は多いので、ゆで栗だけで食するにはもったいない。そこで妻と「栗ごはんにしよう!」と決めたのです。
ところが、いざ栗料理を作ろうとすると、壁に直面します。食べるだけだと美味しいのですが、自分で料理をするとなると、なんとも厄介な食材なんですよ。
さすがにイガがついてチクチクした栗を処理することはないですが、生栗の下拵えはちょっと面倒。
最大の難所は、分厚い皮むきです。
ぬるま湯に栗を数十分つけてやわらかくして、皮をむきます。
栗の皮は外側にある厚い「鬼皮」と、内側にあって栗の実を包む「渋皮」の2つがあります。
30個以上の栗があるので、それだけの栗の皮をむくのは骨が折れる作業でした。
ぬるま湯から栗を手に取って爪やナイフで切り込みを入れ、鬼皮をパカっと割ります。あんな硬い皮を手でむけるのだからびっくりだよ。
ひとりでするのはきついので、妻と一緒に頑張ってむくことにしました。役割分担を決めて、僕が鬼皮を手で剥き、妻が薄皮をピーラーや包丁を使って剥きました。
カフェやレストランなどへのデートはしづらいですが、栗むきのようなちょっとしたことを夫婦が一緒に取り組むことで夫婦デート気分を味わえました。
栗むきの大変さに妻と「しばらく生栗は見たくないね(笑)」「モンブランって手間がかかるんだね。ケーキ屋さんへの見方が変わるよね」なんて話しました。
おそらくケーキ屋さんの場合は、予めむいた状態の栗を仕入れていると思うのですが、それは言わなくていいかな。
お米と栗を炊飯釜に入れて、塩と昆布も加えてスイッチオン!
そして、ついに!!
完成です。
湯気がモクモク出て、美味しそう。
栗のあまーい香りも漂ってくる。
季節のごはんって、いいよなぁ。
栗むきは不慣れなのもあって1時間近くかかり、さらに炊飯も1時間以上要しました。ぬるま湯につける時間も合わせると2時間半くらいをかけて作った栗ごはんは、あっという間に完食です。
手間はかかったけど、妻と一緒に栗むきをした時間は楽しかったな。
また来年もやろう。
ちなみに今日は夫婦で料理をする日でして、鶏むね肉を薄く伸ばしてチキンカツレツを作りました。
油で揚げ焼きにして、塩コショウ、ソースをかけていただきました!
お読みくださり、ありがとうございました。
薗部雄一
charoma0701@gmail.com
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