身近な誰かの良いところを100個言えますか?
人は、身近な人の足りない部分に目が向いてしまい、「もっとこうだったらいいのに」と思いがちです。好きなところや良いところをパッと言える人は、そんなに多くないと感じています。
でも、世の中のことは一面では成り立ちません。「足りないなぁ」と思うことの裏には「こういう素敵なところもあるよね!」という良い面が必ずあるもの。
半年ほど前のことですが、僕は妻の誕生日に、「妻の好きなところを100個書いた本」を贈ったんです。
妻の誕生日に、妻の好きなところを100個書いた本を贈った。かなり喜んでくれて、泣いていたよ。日常ではダメだしされることは多くても、良いところや好きなところを100個言われることは少ないと思うんだ。 pic.twitter.com/sEtakwvphq
— そのべゆういち(育児について記事を書く人) (@prepapayuyu) January 28, 2018
このツイートには1500いいね!がつき、たくさんの人に読まれました。反響は好意的な内容が目立ちました。
僕が妻にプレゼントしたのは、「present book 好きなところ100」という本です。学生時代、試験前に英単語の暗記で使った記憶帳をイメージするとわかりやすいです。
このように、中身は空欄で、贈る相手を思い浮かべながら「良いところ」を手書きしていきます。
何を書いたらいいのかわからない、という人のために「おてつだいカード」なるヒントがついています。
こじつけでもいいから、100個見つけるまで書き続ける
僕は妻の良いところを書いてみたのですが、30個まではスラスラ書けました。愛する妻だし、100個くらい楽勝だ!と思っていたけど、3割でペンの動きが遅くなってしまいました。
人の良いところって、案外書けないのですね。でもここで諦めてはダメです。多少こじつけでもいいので、100個に達するまで書き続けることが大事なんです。人の良いところを見ようとするモードになっていることが大事なんですよ。「キュートなところ」「笑顔が可愛いところ」「怒った顔が可愛いところ」とか、似たり寄ったりな内容もありました。それでもいいんです。
100個書くには、妻との日常の一コマを詳細に思い出し、その中から拾っていく必要がありました。その作業の中で、「妻にはこんな素晴らしい部分があるな」と気がつきます。
好きなところ、良いところを見つけることは、夫婦関係だけではなく、仕事関係の人にも有効だと思っています。人間は完璧じゃないから、どこか欠点はあるものです。そんな部分ばかりを見ずに、その人が持つ素敵なことを伝える。これって、素晴らしいことだと思うんです。
お読みくださり、ありがとうございました。
在宅パパライター
そのべゆういち
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