このブログでは、妻との日常と妻への愛情を綴っています。
僕らは川崎市にある「新丸子」という街にある喫茶店「SHIBACOFFEE」さんで出会い、様々な偶然が重なって付き合ってから4ヶ月で結婚しました。
2017年6月3日朝、元気な男の子が誕生しました。誕生の瞬間には涙が流れ、命懸けで出産に臨んだ妻に感謝の気持ちでいっぱいになりました。妻子への愛情をあらためて感じます。
「妻との出会いを読んでみたい!」という方は、こちらをお読みください。
妻との出会い(1)~近所の喫茶店の常連客同士だった~ - いい夫婦net.~夫から妻へ送る愛と日常の一コマ~
「保育園に入りたい!」親の切実な訴え
10月4日(水)、衆議院第一議員会館にて「みんな#保育園に入りたい~子育て・キャリア・待機児童…このモヤモヤを解決しよう~」というイベントが開催され、取材ではなく、保護者のひとりとして参加してきました。
新聞などで「待機児童」という文字を一度は目にしたことがあると思います。今年4月1日現在の全国の待機児童数は2万6000人あまりで増加しています。
「待機児童」という呼ばれ方をしていますが、正確には待機しているのは児童ではなく保護者です。政府が女性の労働力率を上げようとしていますが、子育て世代の女性が働くには子どもを保育園に預ける必要があるわけで、預け先が見つからなければ仕事ができない。
そうした矛盾を「おかしい!」と訴える人たちが立ち上がったイベントです。昨年は「保育園落ちた日本死ね」ブログが話題になった通り、子どもを保育園に預けるために親が繰り広げる「保活」も熾烈さを増しています。既存の認可保育園のイス取りゲームです。
会場には保活に悩む人などが100人以上集まり、現状や苦労などを訴えました。一般席以外に議員席が設けられ、議員が来る予定でした。しかし折しも衆院選目前のため選挙区へ戻ってしまい、来られたのは社民党の福島みずほ副党首のみでした。
会の司会はジャーナリストの治部れんげさん、ゲストは、世田谷区長の保坂展人さん、横浜前副市長の前田正子さん。行政の立場からの保育園問題についてのお話を伺いました。
詳しくはハフポさんが書いています。
アイキャッチの写真に僕が出ている(笑)
参加者同士のグループワークで、働くママさんたちの生の声を聞いていた際に撮られたものです。
根本は、子育てに対する考え方が変わっていないからでは
もちろん、保育園増設は待機児童を解消する有効な一手だと思います。でも個人的には、ただ保育園を増やせばOKという話ではないと感じるのです。私見を簡単に書いてみます。
まず、「保育園問題」という言い方がよくないのではないでしょうか。「問題」という単語から、どんなイメージを浮かべるだろう?
・学校のテスト
・葛藤したり、自分で抱えきれないトラブル
・嫌だけどどうにかしなければいけないこと
ざっとこんな感じで、決して明るい気持ちにはならないと思います。
人は言葉によって概念を抱くきらいがあるので、「問題」という単語が頭に入って来ると、解決しなければいけないもの→面倒くせえなあ→誰がやるの?みたいに、ネガティブな思いがぐるぐる回って来る。現状を訴えるのは重要ですが、あまりネガティブな言葉を使いすぎるのもよろしくない。
「あ、面白そう!」ってポジティブなイメージを抱くことじゃないと行動を起こしにくいから、言い方は明るく!
「保育園革命」
「地域的育児」
「未来への投資」
「みんなで子育て」
みたいな前向きな感じの言葉を使う方がポジティブに向き合えそうな気がする!
もうひとつは、 そもそも子育てに関する考え方を変えることが必要、ということです。いざ子どもを持ってみて感じるのは、「子育ては家庭のものであって、企業も社会も関係ない。勝手によろしくやってくれ!」という社会的な不文律です。
新生児が100万人を切った!少子化対策だ!
女性の活躍だ!
男性の育児だ!
みんなが活躍できる社会に!
とやってはいるが、子どもがいたらできることが限られるよ、やることが増えるのに両親だけでは手に負えない。
もっと地域で、みんなでサポートできる環境が当たり前になれば、保育園の椅子取りゲームをしなくていいし、子育てをしやすくなるんじゃないか。
「子育て=家庭でやれ」
から
「子育て=みんなでやる、地域でやる」
へ。
保育園が足りない!という現状は、今の育児への考え方を変える時なんですよ、というメッセージだと思うんです。
薗部雄一
charoma0701@gmail.com
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