このブログでは、妻との日常と妻への愛情を綴っています。
僕らは川崎市にある「新丸子」という街にある喫茶店「SHIBACOFFEE」さんで出会い、様々な偶然が重なって付き合ってから4ヶ月で結婚しました。
現在妻は妊娠7ヶ月。僕はプレパパとなり、妻と子供への愛しさをあらためてかみしめています。
「妻との出会いを読んでみたい!」という方は、こちらをお読みください。
妻との出会い(1)~近所の喫茶店の常連客同士だった~ - いい夫婦net.~夫から妻へ送る愛と日常の一コマ~
僕は写真が好きです。
いつもカメラを持ち歩いて、なんでもない日常の一コマを撮影したり、作った料理を撮ったりして楽しんでいます。
一瞬一瞬が大切で、僕はその一瞬の撮影が楽しくて、毎日の習慣のひとつという感じです。
妻と出会ってから、僕が撮った写真について「キラキラしている」とか「元気がある」という言葉を言われることが多くなりました。
独身時代はただ好きで写真を撮っており、Instragramなどにアップして楽しんでいた程度だっただけなどで、写真にキラキラ感とかがあるなんて、自分では気づきもしなかった。
僕は写真を撮っていて、良かったなと思うことがあります。
それは、撮った写真ともに過去を振り返れることです。
写真は言葉と違って嘘をつけないから、当時の気持ちが鮮明に思い出せる。
体調が悪いとき、口では「大丈夫だよ」って言えるけど、体調が悪いときに撮った写真って、なんとなくわかるんですよね。
あ、イマイチのってないときに撮った写真だなって。
妻と2人で話しながら、iPhoneに入っている昔の写真を見ていたら、確かに写真ってそのときの気持ちを如実に表しているなと感じます。
24歳まで写真は嫌いだった
実は僕は24歳まで写真は嫌いでした。
撮るのも、撮られるのも。
料理や建物などをカメラ付き携帯でカシャカシャ撮っている友人を見て、なんでこんなに写真を撮らないといけないんだろう?と疑問に思っていました。
19歳のときに行ったアルゼンチンでも、僕は1枚も写真を撮っていません。
心のフィルムに収めればいいんだとか、写真を撮らないポリシーを貫いていました。
そんな僕が写真を撮るようになったのは、25歳のときでした。そのときに不動産会社に転職し、大阪にある編集プロダクションに研修に行っていました。
編プロの社長さんから、休日には大阪の街を歩いてビルの写真を撮れと言われたことがきっかけでした。
サイバーショットを片手に当時住んでいた西本町から歩いて、肥後橋、西梅田、梅田、淀屋橋、心斎橋、なんばなど大阪都心部を一日中歩いてビル名とビルの写真を撮りまくっていました。大阪駅の北側に建つグランフロントや、あべのハルカスの躯体工事のときの写真も撮っていました。
社長から雑誌を渡されて、「これと同じアングルで撮れ」と言われ、場所探しから必死でやりました。そんな感じで、最初はビルを撮ることからスタートし、徐々に写真を撮ることが好きになっていました。
2015年5月13日の写真
元町で撮影した花の写真。
当時は転職までの間の有休消化期間中で、毎日フリーでした。
神奈川育ちの僕にとって、横浜は大好きでたまらない街で、中でも元町は毎週行ってたくらい好きな場所でした。
港の見える丘公園の隣にはローズガーデンがあって、そこで咲いているバラを撮りました。
毎日が自由に使えることが嬉しくて、ワクワクしてたなあ。
タンポポの綿毛をパチリ。
5月は陽気がよくて、自然を撮ることを楽しんでた。
5月14日の写真
ずっとやりたかったけど、できなかった「座禅」を体験!
金沢文庫にある東光禅寺に事前予約して座ってきました。
このお寺のいいところは、一般的な座禅会と違って、他の体験希望者さんと一緒にならないこと。
約1時間の座禅体験と、その後のお茶の時間も爽やかだった。
座禅って、最初の10分くらいは集中できなくて辛いけど、ある程度の時間が経つと時間が気にならなくなって、とっても落ち着いた気持ちになるんですよ。
5月28日の写真
当時は話すようになったばかりの妻に貸した本を返してもらいに、自由が丘に行きました。駅近くのカフェ(名前は忘れた)でコーヒーとアイスクリームを食べました。
とっても楽しくて、心落ち着く時間だった。
この時は、まさか結婚するようになるとは思わなかった。
妻から「コップの水が半分もあると思うか、あと半分しかないと思うか。それが大きな違いだよ」と言われ、水の写真を撮っていました。
冷静な発言は、今も変わりませんね。
6月9日の写真
なんか、暗い。。。
今見ても暗いなあと感じる写真。
この時、関東は梅雨入りして僕は体の調子が悪くなっていた時でした。
転職したてなのに、起きて動くだけで一杯一杯の状況。
僕はこの先どうなるんだろう。。。と心から不安だった。
心理状態は写真に出る。。。
6月16日の写真
このときは不調がピークで、休職を申し出たときでした。
Less is Betterなんて、なぜ書いたのかわからないけど、頭がごちゃごちゃだったのだと思う。
すり減った茶筅の写真とか、暗すぎる。。。
6月21日の写真
退職寸前に撮った写真はこれ。
どうしたらいいかわからなくて、近所の神社に寝そべって葉っぱを眺めていました。
境内で朝まで寝たこともあった。
相当やばい心理状態だったと思うよ。
河原とか、海とか、僕は水がある場所が好きで、悩むとよく水辺に行く。
毎日のように多摩川の土手に座っていたけど、もはや時空が歪んでいるんじゃないかと思うくらいの写真。。。
退職前日の写真でした。
6月25日の写真
この日は晴れて、比較的体調が良くなった日でした。
多摩川の土手を歩いて、河原のベンチで一休みしたときに撮影した写真です。
幸せな気持ちを感じ始めたときで、少しずつ落ち着きを取り戻していました。
この日のインスタ。
6月27日の写真
この日は日中雨が降っていたけど、夕方には晴れて、夕焼けが美しい日でした。
多摩川の土手に行って空を撮りました。
気持ちが上がってきていて、心はざわざわしながらも、平穏な心持ちでした。
7月2日の写真
7月1日は僕の31回目の誕生日でした。誕生日も不調で、日中は寝て過ごしていました。
この頃には新丸子の路上で妻と頻繁にばったりと会うようになり、意識をし始めた時でした。
夜ご飯をすき家で食べようと出かけたら、新丸子交差点でビールとイカを持った妻とばったりと会い、妻から食事に誘われて、hanacafe napp69さんで夜ご飯を食べました。
妻からのプレゼントはお花、hanacafe napp69さんからのプレゼントはスイーツでした。人の心の温かさを感じて嬉しくなりました。
7月12日の写真
この日は妻の家に初めて行ったときの写真です。
プラムゼリーを届けに行ったんだけど、家に招いてもらい、お茶とお菓子をもらいました。
妻との関係が一気に縮まった日の写真でした。
7月16日の写真
この頃にはライターとして仕事をいただき、退職、療養をして落ち込んでいた僕に光が差し込んできました。
毎日が楽しくて、初取材のための勉強に励んでいました。
このとき取り組んでいた記事はこちら。
税制改正で泣く大家、笑う大家の二極化が進行。税務のプロが語る相続税対策 | 楽待不動産投資新聞
不動産や投資関係の取材・執筆のスタートでした。
7月30日の写真
この日は妻と一緒にグルメの取材に行った日でした。
久しぶりにグルメの取材ができて、僕は嬉しくて仕方がなかった。
その取材に妻と一緒に行けたんだから、さらに嬉しくて、天にも昇る気持ちだった!
抹茶ビールで健康?茶葉の栄養と苦味が合体するとメチャ旨ビールが誕生した【ぐるなびWEBマガジン】
一度家に帰った後、妻が食事を用意して家に招いてくれたときの写真です。
僕の手作りのローストビーフを妻がアレンジしてくれました。
おいしかったなあ⭐️
2016年4月3日の写真
たぶん、僕は昨年に比べて丸くなったと思う。
結婚後に久しぶりに会った人から、「穏やかになった」と言われ、両親からは「明るくなった」と言われています。
2015年8月の僕
2016年3月の僕
なんか、優しくなったなあ。
撮る写真も、優しくなっているのではないかと自分で思う。
写真って、そのときの心理状態を正直に表すなと感じます。
ちょっと道に迷ったとき、過去に撮った写真を眺めると、そのときに感じた正直な思いを思い出し、なんだか気持ちが楽になる。
気持ちの変化がたくさん起こる今、それらの感情を感じながら、たくさんの写真を撮ろう。この先に振り返ったとき、きっといい思い出になるし、ヒントにもなる。
4月4日の朝、起きたときに感じたのは、「自分の心に正直に」だった。
もし、先にやろうと思っていることがあるなら、なぜ今やらないのか?
そんな言葉が浮かんできた。
薗部雄一
charoma0701@gmail.com
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