ブログをお読みくださりありがとうございます。
薗部雄一です。
妻との出会いについて全24話にわたって書いています。
出会い編その10はこちら。
思い出の英語の言葉 There's no place like home
お茶とお菓子を食べ、冷静さを取り戻した僕は妻の部屋を見渡しました。
すると、整然と整理された部屋に一箇所だけ額が飾ってあるのが目にとまりました。
There's no place like home.
家は最高だ!
短くも力強い言葉ですね。この額は、今も僕ら夫婦の住む家のリビングに飾ってあります。
妻は家が大好き。
お布団の上でゴロゴロするのが何よりも好きな人です。
結婚して一緒に住んでいる今も、布団の上でゴロゴロしている姿を見るのは愛しいですよ🎶室内が整理されていたのも、居心地をよくしたいからだったんですね。
片付いた妻の部屋で、僕らは本を読みました。僕が読んだのは、インテリア雑誌とか、エッセイのような本だったかな。『豪邸拝見』というタイトルの本を読んだ気がします。お金持ちが住む高級ホテルのような家の写真が載っている本です。
妻は漫画を読んでいたと思います。漫画も大好きな人だから。今でもネットでたまに漫画を買っている。漫画をほとんど読まない僕にとっては新鮮だよ。『俺物語』『ちはやふる』などは妻から教わって好きになった漫画です。
2人で無言で本を読んでいる間、ものすごく警戒している目で、妻はときより僕の方をチラチラと見ていました。
妻はどう思ったかしらないけど、僕はその視線を痛いほどに感じていました(笑)。
いつ帰ったらいいんだろう?
僕は帰りどきの見極めがわからず、ずるずると本を読んで部屋で過ごしていました。
もう読んでしまったのに、また最初から読んだり(笑)
時計を見ると、もうすぐ夜ごはんの時間になっていました。どうする。食事に誘う?
どっちから誘ったか覚えていないんですが、僕らは一緒に食事をすることにしました。
ステーキを食べながら、友達宣言を受けて凹んだ
僕らが向かったのは新丸子のステーキ屋「キッチン Tiki」さんでした。初めて部屋に入れたことに加えて、一緒にディナーも食べられるなんて幸せすぎる気持ちを噛み締めていました。
ステーキを食べながら、妻からこんなことを言われました。
「ねえ、そのちゃんって呼んでもいい? そのべさんのこと、大切なお友達だと思っているんだ」
妻はこう続けました。
「男性、とりわけ未婚の男性に警戒心を抱いてしまうんだ。喫茶店で話したときも、お誕生日をお祝いしたときも、好きになられないように気をつけていたんだよ(笑)」
妻は男性と接するのが得意ではありません。僕も女性と接するのは得意ではないけど、
保育園のときから女性が多い環境に身を置いてきたんで、コミュニケーションを普通にとることはできました。
妻から見たら、僕は女性と話すが上手で、口説かれると思ったのかなあ?
僕は複雑な気持ちを抱きました。
え、お友達?
僕らは、お友達だよねー?
そうか、友達か。
恋心が大きくなっていたときだったので、
ちょっと凹みましたね(笑)。
「もちろん、そのちゃんって呼んでよ!
僕らはお友達なんだからさ!」
そう言った僕の笑顔が少しひきつっていたことに、妻は気づいていたかなあ(笑)。
かくして、正式なお友達宣言を通じて僕らはお友達という仲がスタートしました。
ここから一気に関係が接近するのですが、その話は続きにて。
お読みくださりありがとうございました。
出会い編その12はこちらです。
薗部雄一
charoma0701@gmail.com
ランキングに参加しています。
ポチッと押していただけると励みになります。
妻との出会いを初めから読みませんか?
妻との出会い(1)〜近所の喫茶店の常連客同士だった〜 - いい夫婦net.〜夫から妻へ送る愛と日常の一コマ〜
レシピブログに参加しています。
読者登録はこちらからお願いします^ ^