2児のパパライターの「子育て」と「写真」と「仕事」

新丸子の喫茶店で知り合って交際4カ月で結婚した夫婦の記録

「ワンオペ育児はキツイ!!」 1ヶ月やってみて感じる夫婦で力を合わせて子育てする大切さ

このブログでは、妻との日常と妻への愛情を綴っています。

僕らは川崎市にある「新丸子」という街にある喫茶店「SHIBACOFFEE」さんで出会い、様々な偶然が重なって付き合ってから4ヶ月で結婚しました。

2017年6月3日朝、元気な男の子が誕生しました。誕生の瞬間には涙が流れ、命懸けで出産に臨んだ妻に感謝の気持ちでいっぱいになりました。妻子への愛情をあらためて感じます。

「妻との出会いを読んでみたい!」という方は、こちらをお読みください。

妻との出会い(1)~近所の喫茶店の常連客同士だった~ - いい夫婦net.~夫から妻へ送る愛と日常の一コマ~

 

夜泣き、授乳対応で親は寝不足 まさに体力勝負

 

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息子が生まれてから1ヶ月が経ち、今は妻と一緒に育児に取り組んでいるところです。出産前から「夫婦チームになって育児をする」と決め、実際に2人でやっているわけですが、率直な感想は想像以上に大変!です。夫婦揃って、睡眠不足状態…

 

大人のように言葉でのコミュニケーションが取れない赤ちゃんを育てるので、ある程度のきついことは覚悟していましたが、予想以上でした。特に夜泣きと夜の授乳では、親の睡眠が中断されるので、心身共に疲弊します。授乳間隔は3時間ほどのときもあれば、短いときは1時間おきの日もあります。これは、けっこうきついです。

 

ある夜のタイムスケージュールです。

 

0:30就寝

2:30夜泣きのため起きる。授乳

3:00授乳終了。再び寝る

4:40夜泣きのため起きる。授乳

5:10授乳終了。再び寝る

6:00夜泣きのため起きる。授乳

6:40授乳終了。再び寝る

7:05起床

 

トータルでは5時間ほど寝ているのですが、同じ時間をノンストップで寝るのと途切れ途切れなのとは体の疲れ方が違います。目覚ましの音を聞いて、「嘘だろう?」とがっかりすることも。いくら愛する我が子のすることでも、毎日毎日眠りを妨げられると、「勘弁してくれ!」と思ってしまいます。

 

授乳に関してやることを大まかにリストアップすると、

 

・哺乳瓶とちくび(哺乳瓶の)を消毒する

・調乳する

・赤ちゃんにミルクを与える

・げっぷをさせる

・寝かしつける

・泣いたらあやす

 

というところでしょうか。「なーんだ。それだけなら簡単!単純作業じゃないか」と思えそうです。男性なら「仕事の方が大変だよ」と思う人もいるでしょう。でもね、この単純作業を1日に何度も行い、毎日昼夜問わずやるのは、気持ちが折れてくるものです。

赤ちゃんは、泣きたいときに泣いてきます。親が食事をしているとき、本を読んでいるとき、のんびりしたいとき、まったく関係なしです。このエントリは、時間が取れる時に一気に書いています。以前のように、ゆっくり書くことはできにくくなりました。

ギャー!

という泣き声は可愛いものの、それまでしていたことを問答無用で中断しなければなりません。消防車や救急車が発するけたたましいサイレンの音を聞くと、ハッとして緊張が走ると思うのですが、あんな感じのことが毎日続くのです。育児に疲れてしまう人の話がありますが、その気持ちがわかります。いくら可愛い我が子でも、親もまた人間です。疲れるものは疲れるのです。

 

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この1ヶ月の間、実際に育児をしてみて感じるのは、「母親1人ですべてやっていたら精神的にも肉体的にも潰れてしまう」ということです。 世の中では「ワンオペ育児」と呼びますが、そもそも育児は母親1人でやれるようにできていない、と思うんです。1人だけでやるなんて無理ゲーです。

 

夫の行動によっては、夫婦の関係に亀裂が入るかも

 

「産後クライシス」という言葉があります。夫婦ともにお互いへの愛情が下がる状況のことを指します。ベネッセ教育総合研究所が発表した資料には、はじめての子どもが生まれる前(妊娠後期)から、2歳児になるまでの夫婦約300組の4年間の変化を追った継続調査の結果が掲載されています。

それによると、妊娠期は「配偶者といると、本当に愛していると実感する」の項目に「あてはまる」と答えた割合は、74.3%で夫も妻も大差はありません。しかし、出産後は「夫を本当に愛していると実感する」妻の割合は大きく減少していることが示されています。

 

 

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(第1回 妊娠出産子育て基本調査・フォローアップ調査より)

 

夫の立場からすれば、「一生懸命仕事をして、家族を養っているのになんでだ?」と思うかもしれません。独身のときに上のグラフを見たときには僕も同様に感じていましたが、育児をしている今となっては、その意味がわかるような気がします。

産後の奥さんの意見として、

「夜泣きしているのに一向に起きない」

「家事と育児は妻がやるものだと思っている」

「『育児が辛い』と伝えると、『母親だろう?しっかりしろ』と言われる」

などがよく挙がります。おそらく旦那さんからすれば、夫は仕事で妻は育児という役割が頭の中にあるため、奥さんが愚痴をこぼすのがわからないのだと思います。しかし奥さんはそう思えません。前述の通り、夜の授乳だけでヘロヘロなのに、昼間の赤ちゃんの世話、オムツ交換に加えて家事や旦那さんの世話を見ることは、至難の技です。

「2人の子どもなのに、なぜ私だけが大変な思いをしないといけないのか?」

という考えになっても不思議はありません。本当にそうです。男性は子どもを作るだけで、生まれてきたらお世話はすべて妻がやればいい、では妻からの愛情が落ちていくのは無理のないことだと思います。もちろん、仕事をしてお金を稼ぐのも大切なことです。でもだからといって、なんでもかんでも奥さんにやってもらって自分はノータッチではまずい。奥さんに対して、思いやりを持ったり、可能な範囲でも家事と育児をやる、自分が時間を取れないなら比較的料金が安価な行政の家事代行サービスなどを頼んで妻の負担を軽減する措置を講じるなどの行動は必要です。

 

出産後、僕ら夫婦も何度か言い争いになったことがありました。特に夜中に何度も泣かれて起こされると、お互いにトゲトゲしくなってきます。眠いのに赤ちゃんはギャン泣きしており、おっぱいをあげるかミルクを用意する必要があるので、夫婦がお互いを思いやる余裕がなくなってしまうのです。

 

孤育てと言われるけど、育児は孤独を感じるものかもしれない

 

この1ヶ月育児をして感じたのですが、孤独なものだ、と感じるのです。ワンオペ育児もそうですが、子育ては孤育てと言われることがあります。子どもは目が離せないし、いつも世話をします。つまり、仕事を中断して社会から離れ、家庭で過ごす時間が長くなるわけです。

物理的に職場や友人から離れていることもあると思いますが、育児は仕事と違い何か成果をあげて報酬があるわけでも、誰かから賞賛を浴びることもありません。達成感がないというか、承認欲求が満たされないというか。毎日の世話に終わりがなく、「やるのが当たり前」で、褒められることも認められることもない。少し弱音を吐こうものなら、「親になったのは自分の決断だろう」「親だろう」などと言われてしまう。だから頑張るしかない。いつか心が壊れてしまうと思う。

奥さんにとって、夫は一番の理解者であって欲しいものではないでしょうか。一緒に生活する夫が無理解では、毎日が辛いものだと思う。休みの日は妻に「カフェに行って気分転換してきてよ」と言い、外出してもらったことがありました。その間息子の面倒は僕が見ます。ほんのちょっとの外出でも、家から離れてリフレッシュすることも、奥さんには必要なことではないでしょうか。

世の中には様々なことを学ぶ学校があるけど、親になることを学ぶ学校はない。みんな初めてだし、戸惑うことばかり。戸惑いながら慣れていくのだと思います。夫婦2人の間に生まれた子どもは、夫婦で力を合わせて育てていくのが、精神的にも肉体的にもいいのではないか、と感じます。

 

薗部雄一

charoma0701@gmail.com

 

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