2児のパパライターの「子育て」と「写真」と「仕事」

新丸子の喫茶店で知り合って交際4カ月で結婚した夫婦の記録

「僕はお嬢さんを幸せにはしません。一緒にいて勝手に幸せになれる存在です」11月22日(いい夫婦の日)の結婚挨拶から1年

数あるブログの中から私、そのべゆういち(@papayuyu0309)のブログをお読みくださりありがとうございます。このブログでは、37歳2児のパパである僕が育児の日常を綴っています。あるときはほのぼの、あるときは「どうしよ〜」との戸惑った内容です。

 

いい夫婦の日に結婚挨拶 ドキドキ…

 

まもなく11月22日、「いい夫婦の日」ですね。「ふたりの時間を大切にする日」です。

 

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(出典:「いい夫婦の日」をすすめる会より)

 

いい夫婦の日と聞いて、僕が思い出すのが結婚挨拶。2015年11月22日、福岡にある妻の実家へ行き、義両親に結婚の挨拶をしました。あれから一年が経ったのだなあ、としみじみします。

 

僕は義両親のことが好きです。人をうわべだけで見ず、丸ごと受け止める度量がある。僕を受け入れ、応援してくれる。僕にとっては、心強い存在です。

 

結婚挨拶ーー。人生で初めて経験する一大イベントに、僕は強烈な緊張を感じていました。ブルブル…

 

僕の結婚挨拶イメージと言えば、

 

腕組みをして厳しい視線で見つめる義父に立ち向かい、

「お嬢さんを僕にください」

と伝え、頭を下げる。しかし義父

「お前に娘はやれん!!」「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはない!!」

とごねる。すかさず義母が

「まあまあお父さん」

となだめ、義父は不機嫌そうに

「勝手にしろ!」

と渋々認める。

 

ドラマや漫画でこういうシーンありません?? 僕はビビってました。だって当時の僕の状況は、

 

仕事不安定

お金不安定、

何もかも不安定

 

はて、どうするか…

 

しかし、実際の結婚挨拶は心配とは裏腹に、終始和やかな雰囲気でした。家族として迎えられたことを感じて、嬉しかった。帰りのフライトでは、温かい気持ちで心が満ちていましたよ。

挨拶前日に義母と会って話していたため、緊張が和らいだことも大きいかな!

21日の夜に妻は友人の結婚式出席の予定があり、同日の午前中に義妹からカバンを借りるため2人で妻の実家に行ったのです。僕にとっては、義母義妹との記念すべき初対面でした!!義弟にはこのとき会えませんでした。

 

福岡へ~義母からの言葉。私はなんも心配してない~

義妹から「ブログ感動したよ!」と連絡がきた なんだかちょっと気恥ずかしい(笑)

 

いよいよ挨拶当日。この日は義父に初対面です。義父には最寄駅まで迎えに来ていただいたので、車の中での挨拶となりました。義父は穏やかで、笑顔が素敵な方。僕はすぐに好きになった!

妻の実家につき、雑談の後にテーブルに座り、挨拶がスタートします。

 

「○○さん(妻の名前)と結婚する、薗部雄一です」

 

というふうに切り出したように記憶しています。

 

ここで「結婚させてください」と許可を求めませんでした。「僕は○○さんと結婚すると決めてる。それを宣言するためにここに来たんだ!」と思っていたので。義両親、ちょっと笑ってた。

結婚挨拶のとき、男性が「お嬢さんを僕が幸せにします」というセリフがありますよね。僕はそのセリフを言いませんでした。

なぜなら、妻を幸せにするのは、ほかならぬ妻自身だという思いがあったから。「僕がお嬢さんを幸せにします」というセリフって聞こえはいいけど、男性が女性の幸せをコントロールする印象を受けていて、ずっと昔から違和感を抱いていたのです。

僕は妻を幸せにするのではなく、妻を受け止めて愛し、一緒にいて妻が勝手に幸せになれる存在ですよ、と思ってた。

これは後になってわかった話だけど、義母は「幸せにする」というセリフが嫌いだったようです!「あなたに幸せにされる覚えはない」という感じで。考え方が似ていて、よかった!

 

ご縁には前兆がある

 

神奈川で生まれ育った僕にとって、福岡は遠いところです。なんといっても本州と陸続きでない。海を渡ることから、まるで外国のような印象を持っていました(妻からは「失礼!」と言われます)。

横浜駅から博多駅までは約1,000キロ。「ちょっくら行こう」となる距離ではない。何かしらの接点がないと、急に結びつくことなどないと思うのです。後から振り返って気づいたことなんですが、ご縁の前兆と言うか、福岡という土地に徐々に接近していたことがわかりました。ちょっとエピソードを書こうと思います。

 

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(地図で見ると、遠さがわかる)

 

それは2010年1月、僕が不動産の仕事に就いたこと。僕の仕事は全国の主要なビジネスエリアにおける不動産の市況に関するレポートを書くこと。主要なビジネスエリアに福岡も当然入っていました。

 

入社と当時に僕は大阪市内に住み、研修を受けます。そこで僕にライティングを教えてくれた方から「書いてみろ」と言われて初めて市況を書いたエリアが「福岡」だったんですね。大名、薬院祇園、天神など、聞きなれない地名に戸惑いながら書いたことを覚えています。

 

でもね、博多駅前から大名辺りまでの位置関係は少し分かっていました。販促物に使用する航空写真の手配をしたことがあったからです。撮影士の方に撮影をお願いするのに、依頼側としても地理を知る必要はあるわけです。中央区博多区の様子はgoogle earthでチェックをしていました。

 

また再開発の資料も読んでいて、第2キャナル博多阪急のオープン、博多郵便局跡地の再開発(KITTE博多)や同施設へのマルイ九州初出店のことなど情報を仕入れては、福岡(主に博多だけど)に思いを馳せていたわけです。福ビルやアクロス福岡など有名な建物名も位置も知っていたのです。

 

そんな僕が初めて福岡に来たのは、結婚挨拶のほぼ一年前の2014年11月21日の金曜日のことでした。翌22日に行われる取引先とのゴルフのため、仕事終わりに夜のフライトで向かったのです。このときは、「いい夫婦の日」を知らなかったです。結婚に意識がまったく向いていなかったのです。

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(飛行機の中から撮った東京の街並み)

 

宿泊は小倉だったので北九州空港行きがよかったのだけど、フライト時間が合わなくて福岡空港から地下鉄で博多駅に向かい、新幹線で小倉に向かうルートを取りました。新幹線の発車時間までゆとりがあったから、博多駅前の広場からイルミネーションを見たんだけど、それはまぁ、美しいモンだったよ。駅前は整然としていて、オシャレな印象を受けました!都心でありながら、横浜に比べると人が少なくてすごしやすい。

 

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(一人ぼっちでイルミネーションを見た)

 

その一年後、まさか結婚挨拶で妻と博多駅を眺めるなんて、思いもしなかった!

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 (妻と眺めた博多駅前のイルミネーション。心はポカポカ)

 

接待ゴルフで福岡に来たときは、博多の街を歩く時間の余裕がなかったのが残念でした。このときの街歩きは、小倉の商店街にある「資さんうどん」でうどんを食べたくらい。ホテルはモノレールの「旦過」という駅の近くでした。

 

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(肉うどんだったかな? 資さんうどん魚町店より)

 

上司と先輩が北九州に出張していて、「薗部くんも来い!」と半ば強引なゴルフの誘いでした。このときは「なんで福岡で?」と思ったけど、今思えば僕に福岡の下見をさせるための出来事だったのかな。

 

新丸子のSHIBACOFFEEさんで会ったり、路上で何度も出会ったりする以前から、妻との縁があったのだろうなあ。改めて、妻への愛しさを感じ、大切にしようと思います。

 

薗部雄一

charoma0701@gmail.com

 

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