2児のパパライターの「子育て」と「写真」と「仕事」

新丸子の喫茶店で知り合って交際4カ月で結婚した夫婦の記録

妻から「私のために一度死んでくれ」と言われた

このブログでは、妻との日常と妻への愛情を綴っています。

僕らは川崎市にある「新丸子」という街にある喫茶店「SHIBACOFFEE」さんで出会い、様々な偶然が重なって付き合ってから4ヶ月で結婚しました。

現在妻は妊娠7ヶ月。僕はプレパパとなり、妻と子供への愛しさをあらためてかみしめています。

「妻との出会いを読んでみたい!」という方は、こちらをお読みください。

妻との出会い(1)~近所の喫茶店の常連客同士だった~ - いい夫婦net.~夫から妻へ送る愛と日常の一コマ~

 

 

はじめに言っておきたいこと

 

このブログに書かれる僕ら夫婦の会話には、やや過激な発言が含まれます。

これは僕ら夫婦の性格や考え方、目指すところによって行われている会話であり、皆さんに勧めるものではありません。会話はあくまで、僕らのプライベートです。

 

公園で妻から言われた「私のために一度死んでくれ」という言葉

 

昨日、妻が皮膚科通院のため一度外出した後、最寄り駅で待ち合わせました。その時の妻の様子は何かおかしかった。思いつめた様子というか。通院後だから疲れているのかなと思ったけど。

 

一緒にパンを買い、公園に向かいましたベンチに座って、白鳥とカメを眺めていたら、妻は強烈な怒りの表情を浮かべてこう言いました。

 

「私はあなたを信頼してお金の事も全部任せたのに。

 

一緒にいてくれると言ったのに、たくさん稼いでくれると言ったのに。

 

嘘つき!

 

稼げない人なんて隣にいらない!

 

自分が全て悪いと思っていないでしょ!?

全部悪いと認めてよ!

 

私のために一度死んで!

死んで!

死んで!

 

死ぬ気でやれ!!!

 

 

死んでを3連発…。もはや死ぬという言葉ってどういう意味かもわからないくらいの衝撃でした。稼げないとか、妻との約束を守れていないことで嘘をついてしまっているとか、僕が自覚していることを妻の口から言われると言う状況…。

 

僕は人から死ねと言われたことはあるし、会社員時代は取引先から胸ぐらをつかまれたり、ひどい言葉を投げつけられたことがあるから、強い言葉を受けたり人前で罵倒されることに多少の免疫はありました。それでも妻に言われるのはさすがにきつかった。

 

頭は真っ白だし、反論の言葉など浮かびもしない。

ボクシングでたとえたら、ノーガードで相手のパンチとキックを受けまくっているという感じでしょうか。この時食べていたパンの味は、全く覚えていません。僕は池で甲羅干しをしているカメを眺めながら、妻の言葉をただ受け止めていました。

 

ここまで読んで、妻の言葉だけを聞くと、妻はただ暴言を吐いているように聞こえるかもしれません。でも背景には妻の愛情があります。

 

言っても大丈夫。

言われても大丈夫。

 

こうした強い言葉を言い、受け止めるという信頼関係があるからこそできることです。普段から信頼関係がない状態で強い言葉をパートナーにぶつけたら、おそらくその関係は瞬く間に悪くなってしまうと思うので、真似することは勧めません。

 

僕は妻の言葉を聞き、覚悟が思い切り足りていなかったことに気づいて愕然としました。今振り返ればそうなんだけど、渦中にいる時って、やってるつもりになっている。自分の仕事ぶりを客観的に見ていかないといけなかった。

 

 

嫌われたくない、よかれという悪い思考

 

妻はずっと、お金のことや生活のことに不安は感じていました。

それでも僕に何も言わなかったのは、僕を信じていたし、何か言えば僕が成長するチャンスを奪うのではないかという気持ちがありました。

ずっと我慢していたんですね。

不満を抱いていることすら、妻は自分で気づいていなかった。

もう限界だったんです。

 

妻は激しい言葉を僕に言ったけど、妻は人に暴言を吐ける性格ではないし、実際に辛かったのです。

 

そして僕も、昨年からお金がショートする不安を持っていました。

生活費と運転資金は別にし、生活費は毎月決まった額を充てて運転資金には使わない、次の入金まで凌げるようにある程度のプール分を用意するという構想を持っていましたが、それができなくなると思ったのです。

 

原稿料、受けられる仕事量、入金のタイミングを見ると、どこかで補う必要があることはわかっていました。でも、それを妻に言えなかった。

 

僕は妻に対して、働かなくても平気な環境を整えること、たくさんの時間を過ごすことを約束していました。外に仕事に行くとなると、妻と一緒にいる時間が取れなくなる。

笑顔の妻を見るたびに、「実は我が家の台所は数ヶ月後に危なくなる恐れがある。これだけの不足が生じるから、この分を別のやり方で補う必要がある」と言い出せなかった。

 

言わないことが得、言うことが損と捉えてしまったんです。

 

僕は仕事を減らす中で、自分を見つめたり、人に聞いたり、やり方を改めるという行動が必要だったと思う。

でもそれをやらなかった。

 

嫌われたくないから、よかれと思ってという気持ちで現実に向き合わなかったため、結果として嘘つき!という、自分自身でも思っていて聞きたくない言葉を妻の口から聞くことになった。

嘘つきになりたくなくてやったことで、嘘つきになるという現実に身を置いています。

 

嫌われたくないとか、よかれと思ってやることは、自分本位の考えだと感じました。

大きく物事を捉えた時、僕らの夫婦生活や人生を捉えた時、損得の定義も大きく捉える必要がありました。

 

お読みくださりありがとうございました。

 

 

薗部雄一

charoma0701@gmail.com

 

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