ブログをお読みくださりありがとうございます。
薗部雄一です。
妻との出会いについて全24話にわたって書いています。
出会い編その23はこちら。
意を決した告白
妻を肩に抱き寄せ、手を握りながら無言で10分くらいを過ごしたと思います。
0時をとっくに過ぎて、完全に深夜になっていました。もう日付は8月7日になっていました。
次の日に仕事がある妻は、急いで家に帰らないといけない時間でした。
「早く家に帰さないといけない」
僕はそう思いながらも、妻の手を握って肩に抱き寄せておきながら、気持ちを伝えることをためらってしまいます。
「勇気が出ない」「もし断られたら、この関係が終わってしまう」
友達として妻とは接してきました。ここで気持ちを伝えれば、妻との関係が壊れてしまうのではないかと思ってしまったのです。ひどく情けない話ですが、このときは強いためらいの気持ちにあふれていました。妻の存在は、僕にとってなくてはならないものになっていました。
妻との関係を続けたい、でも気持ちは伝えたい!
僕の心は揺れました。
しかし、ここで妻から思いがけない言葉が発せられたのです。
「そのちゃん、気持ちをちゃんと言ってくれないと私はわからないよ」。
妻らしく、冷静で淡々とした口調でした。
この一言を聞き、僕の心の迷いは一切なくなり、こう切り出しました。
「気持ちを伝えるね」。
妻は「うん」とだけ言いました。
しばしの沈黙の間、僕はこれまでのひとつひとつの瞬間を思い出していました。
SHIBACOFFEEさんで知り合って以来、数々の偶然が重なってお互いの距離を縮め、僕は妻に恋をしました。妻の言葉、存在にどれだけ力をもらい、挫けそうになったときに救われてきたかわかりません。
友達として接してきたけど、友達としてでは嫌だ!!!
僕は妻のことが好きだ!好きだ!好きだ!
そして僕は一言。ストレートに。
「好きです。付き合ってください」
僕はこの短い言葉に、妻に対する気持ちのすべてを込めました。
どんな結果でも受け止める。僕はそう思っていました。
「はい」
妻の返事でした。
友達として接してきた僕らが、恋人になった瞬間でした。
8月7日(金)0:45ころのことでした。
このあと、僕は妻を抱きしめ、唇を合わせました。言葉は必要ではありませんでした。
気になる詳細は割愛させていただきます。
付き合って1時間後のプロポーズ
その後2人で座り、手を握ったり会話をして1時間ほど過ごした後、僕は妻に対してもうひとつ伝えたいことを伝えました。
「結婚してください」
うわー、唐突すぎ!!
妻は「はい」
と返事をしてくれました。
こうして僕らは、恋人になった1時間後に婚約しました。
実は僕は、妻と付き合う前から妻と結婚すると決めていたんです。
気持ちを伝えるに際して一切の疑いはなく、妻と結婚できると信じていました。
自分自身の信念に基づいて行動した結果、妻と婚約し、いまでは夫婦として共に人生を歩んでいます。
婚約したあとしばらくは、それぞれの家に住んでいましたが、1ヶ月後に同棲を始め、入籍日を12月14日と決め、両家の両親から結婚の承諾をもらい、11月には妻のご両親に結婚挨拶に伺い、12月14日に婚姻届を提出し、晴れて夫婦となりました。
これで、全24話にわたる妻との出会いの振り返りは終わりです。
最後までお読みくださり、本当にありがとうございます。
僕が読者の方へ伝えたいこと
僕が読者の方に伝えたかったのは3つあります。
1:悲しみやネガティブな感情を感じ切ることの大切さ
2:状況は関係なく、強く思うことの大切さ
3:物事が動くのは、環境が整ってからではなく、やると決意したときであること
6月に病気で転職先を3週間で退職したときは、僕はすべてが終わったと思いました。
でも悲しみや無価値感といったネガティブ(と言われる)感情を存分に感じ切ることで、自分の内面を見つめることとなり、生きていることの幸せや自分が本当に欲しているものに気付きました。
無職で体調不良という状況に関係なく、妻と付き合い、結婚したいと強く思うようになり、結婚する!と決意しました。環境が整い始めたのは、決意をした後のことです。
物事は決意によって動く
僕は自分の人生でそれを体感しました。
僕はこれを自分の頭だけにとどめておかずに、もっともっと世の中に伝えたいと思い、このブログを書き続けています。
お読みくださり、ありがとうございました。
薗部雄一
charoma0701@gmail.com
noteで子育てや夫婦観、家族について思うことを書いています。
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